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ヴェトナムーEU自由貿易協定成立 [国際]

8年越しの交渉のあと、2月の欧州議会、今週月曜日のヴェトナム国会の承認を経て,EU-ヴェトナムの自由貿易協定が締結となった。

EUとして、アセアン諸国で昨年11月に締結のシンガポールとの自由貿易協定に次いで二番目の展開である。

協定は、本年7月に施行されるが、主要点は;

・EUは現在ヴェトナムからの輸入に課される関税の85%を廃止する。
 以降、7年の経過期間を経て残余の全関税を撤廃する。

・ヴェトナムは現在EUからの輸入に課せられる関税の49%を廃止する。
 以降、10年の経過期間を経て残余の全関税を廃棄する。

・ヴェトナムは労働条件、環境保護につき国際基準を遵守する。

・ヴェトナムは労働者の集合交渉権を、認める。

労働者意識、知識水準、共に、アジアで日本に次ぐ優良国とになされるヴェトナム、アメリカトランプ政権の保護貿易の流れの中、将来に利する重要な国際自由協定の成立である。

バイロン
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欧州、アフリカ人種差別の記憶 [国際]

アメリカのフロイド騒動が欧州、アフリカに飛び火している。

英国のロンドン市長、カーン氏は特別調査委員会の設置を決定。
英国の歴史に残る奴隷商人の洗い出し、彼らの彫像、彼らの名を冠した建物、道路等を審査し、人種差別のシンボルを除去すると宣言。

オックスフォード大学では、ヴィクトリア時代に南アフリカで鉱山業で富をなし、同大学の名だたるローズ奨学金制度を作ったセシル ローズの彫像を廃棄しようとの学生運動が吹き上がっている。

ベルギーのアントワープでは、19世紀後半アフリカ コンゴに植民地を起こし、現地人を大量殺戮したとされる国王レオポルド2世の像が人種差別の象徴として、傷つけられて、撤去された。

バイロン
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豪州留学に警戒発令;中国教育部 [アジア]

急速に悪化している中国豪州関係。

昨日、北京政府教育部は、中国人の豪州留学に警戒令を発した。

7月から新学期の始まる豪州の大学。既に、中国人を主にアジア人が差別的事件に巻き込まれている。

英語を売り物に、海外留学生を集める"教育商売”はアジアから多くの留学生を集め、特に中国からの留学生は全体の3割を占めている。

教育部は、豪州のコロナ風邪の対応が不完全であること、大学のキャンパスで"アジア人学生"に対する差別的事件が頻発していることを挙げて、留学希望者に警戒するよう指令を発した。

バイロン


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