オペック プラスの結束

オペックプラスの原油減産合意は､今月末で切れる｡

先月より⒌，６月の２ヶ月の時限で９７０万BDもの大減産が進行中の筈である。

７月以降の原油生産をどうするか､重大なオペックプラスの会議が"明日"ウイーンのオペック本部で開かれる予定だった｡

しかし、サウジ、ロシア間の事前根回しが不調で､土壇場で会議がキャンセルとなった模様。

情報が雨あられと飛び交うが､どうやら､延長の理由は：

・７月以降、サウジ他オペック有力生産国は現行の減産体制を３ヶ月から６ヶ月延長しようと主張。
　これに対し、ロシアは各国の減産実行が不明であり、各国の信頼できる減産数値を集め
　合意遵守の　確認をすることが先決で、先ずは５月の各メンバーの実績を確認したいと主張。
　イラク、ナイジェリヤ他が合意通り減産していない疑いがあるとする。
　遵守確認後　現行の減産体制の延長はは７月一杯とするよう主張。

・亦、現行の減産合意は､７月以降、減産量を緩めてオペックプラスで７７０万BDの減産とすると
　なっている｡
　ロシアは、合意の精神に沿って、早期に､減産の緩和を実現するよう主張。

バイロン

ニュージーランド:コロナ風邪封鎖全面解除

ニュージーランド　アーダーン首相は本日まで１２日間国内に一人のコロナ風邪患者が発生せず､来週月曜から、コロナ対策の諸予防策を全面停止し、コロナ以前の状態に戻すと発表。

ヒトとヒトとの間隔を開ける"social　distancing"も廃止する。

例外は､国際人材交流。

陸空海路、国境を越えるヒトの動きについては現行通り、例外を除き禁止を続ける。


バイロン　　

テレ会議:ZOOMの爆発

２０１１年に操業のテレ会議企業,ZOOM社、中国系米国人若いエリックヤン氏がガールフレンドとの通信に､当時のシスコ、マイクロソフトのテレ通信が不完全で不満足だと、自分で細々と旗揚げした。

そこに吹いたのがコロナ旋風。

在宅勤務のテレ会議の爆発。

使いやすさとスマフォ利用が受けて、今年第一四半期の売り上げは昨年同期の１６０％に跳ね上がり､４月に昨年同月の３０倍に当たる一日３億人の利用者を記録。

３月のピーク株価は総額は１５９億ドル。

それが昨日の終値で５８０億ドルへと飛躍。

盆と正月が一緒に来たてんてこ舞いでヤン氏は爆発する企業の経営に大忙し。

ハッキングの危険を避けなくてはならぬ。

国際的展開のサーヴィス充実を図らねばならぬ。

米国政府は中国企業、特に情報企業について情報摂取を恐れ拒絶的｡

ここまで成長したのも中国に３００名の会社を興して技術的研究を続けてきたからだ。

ヤン氏は盛んにアメリカ政財界の大物を雇い入れPR防戦に力を入れる｡

更に恐怖は巨大純粋アメリカ企業シスコ、マイクロソフト他大企業の巻き返しである。

これまで彼らのお目こぼしとコロナの恩恵に与って伸びてきた。

バイロン

フロイド 騒乱 ８日目の沈静

８日目に入った全米を揺るがすフロイド騒乱。

特に凶暴なデモの展開は無い｡

黒人の人権問題が一挙に噴き出し､大きな国民運動となっている。

昨日、トランプも挑発的言辞を控えて小康状態。

連邦正規軍の出動は無い。

バイロン