ベルファスト騒乱;悪い過去へ逆戻り？

先週末,北アイルランドのベルファストで親英国派(ユニオニスト）の小集団が警察署を襲い,石油爆弾を投げ警察車両を焼き討ちにした。

ブレシット以来、英国政府がアイルランドに対してもっと決然とした、離別姿勢を示すべきだとし、このままの生ぬるい対応姿勢では北アイルランドはアイルランドに合併吸収されると危機感を煽る。

１９９８年の“グッド　フライデイ協定“による、アイルランドと北アイルランドの和平の仕組みに亀裂が生じては問題。

今回のユニオニストの暴徒は本協定の破棄を求める。

バイロン

ミヤンマー軍事政府の資力制御;キリンへの賞讃

ミヤンマーの軍部は、ミヤンマー経済ホールデイング　リミテッド（MEHL)なる企業部門を有し，多くの国際企業とミヤンマー国内で合弁を組ませている。

合弁からMEHLへの配当が軍の最大の資金源となっている。

軍事クーデターで人民が立ち上がるなか、関連国際企業の株主層からＭＥＨＬとの関係を絶ち，残虐にデモ隊を射殺している軍部に制裁を加えろ、との声が各国で茫洋と湧いている。

軍部の収入源を遮断するのがもっとも効果的な制裁だと主張。

合弁維持はミヤンマー国民の殺害に加担している事となると主張。

オランダの年金ファンドは韓国製鉄会社ポスコの主要株主で，今回ポスコに対し,MEHLとの現地合弁製鉄事業からの即時撤退を迫っている。

いち早く動いた日本のビール会社キリンの現地撤退を賞讃している。

海洋天然ガス生産に合弁参加のフランス　メイジャー石油、トタールも株主の圧力を受け出している。

バイロン