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契約不履行と最善の努力 [欧州]

EU委員会はEUメンバー国27か国を代表し英国本社のアストラゼネカ社を相手取り、コロナワクチン受け渡し契約違反で欧州裁判所に提訴。

基本契約に規定される6月までに2億服の供給義務に違反し、その三分の一しか、供給できぬとする、同社を”契約不履行”として提訴。

基本契約は,EU委員会所在のベルギー法に従いて締結されており、契約当事者は,EU委員会と、アストラゼネカ社。

これに対し、同社は、基本契約に明記されているとおり、供給義務は”最善の努力”をして果たす、とあり、同社は、”最善の努力”を尽くしたが、提供できず、契約違反ではないと抗弁。

東西の法的解釈に違いの出る部門だが、努力すれば義務から解放されるとする西欧法意識の同じ土俵での、歴史的訴訟事案となった。

バイロン

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ポルトガル コロナ対応に成功か [テクノロジー]

ポルトガル政府は昨日、一日当たりコロナ風邪による死亡者がゼロとなったと発表。

昨年8月以来の快挙。

また伝染率が1を切りこんだと発表。

人口比、EU最低となったと発表。

ポルトガルは本年1月突如、ツナミのごときコロナ発症に襲われ、即時完全封鎖の非常手段をとった。

リスボン全病院の患者受け入れが一時不能となっていた。

ワクチンはアストラゼネカ製が入手不足で種痘普及は不十分だが、ファイザー他ワクチンの確保に努力中。

政府は、封鎖を徐々に解除中で、本日現在、学校、美術館、美容院、レストラン、カフェの再開を許可している。

ぺレス保険相は夏の”終わりでなく、初めに”集団免疫状態に達する可能性があると自信の表明。

バイロン
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日本よりまし:豪州ワクチン政策の破綻 [テクノロジー]

豪州の種痘計画。

世界裕福国グループ、OECDの有力メンバーでコロナ伝染防止にいち早くロックダウンを強行し、州際の移動も禁止してきた豪州。

同時に、キャンベラの連邦政府は、同じ女王を戴くイギリスのアストラゼネカ社のワクチンを他国との競争に”打ち勝って”多数確保した”はず”だった。

モリソン政府は、種痘計画を大々的に公表。

年内に2500万国民の完全種痘を達成するとし、2月より老齢者、医療関係者、既往症者など、”詳細な”スケジュールで種痘開始。

3月は400万人の種痘が予定されたが現実は、160万人で大幅な見込み違い。

杖と頼むアストラゼネカ社ワクチンが契約どうり、届かない。

さらに、同ワクチンに副作用の疑惑が生じた。

他にファイザー社アクチンも購入済みだが、数量が不足。

自国製造の掛け声は時間不足で非現実的。

また全国へのワクチン送付手筈の準備なく、種痘場所、注射実行者不足のインフラ欠陥が露呈。

モリソン政府は、改めて、今年の種痘計画の見直しを宣言。

本年中の完全種痘計画を取り消した。

諸機関から調査結果が次々と発表されて富裕国OECDの種痘状況が明らかになる。

一位は英国で人口100人当たりの授種服数(注射回数)は67.5、2位がアメリカで63・3、
ドイツが26.7なのに、豪州は惨めな6.2。

OECD最低の部に属するが、下には下がある。

日本である。種痘服数は2を切っている。(以上、最新のOur World Dataから)

豪州メデイアで日本よりましだと言及される。

日本は一種の見せ者扱い。

バイロン
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アメリカ インドにアストラゼネカ社ワクチン輸出 [テクノロジー]

いち早く英国―スウェーデン製造のアストラゼネカ コロナワクチン買い占めに走り、他国を排除した剛腕行動を非難されたバイデンのアメリカ。

買い占めは出来たが副作用の疑念あり、アメリカ連邦食品医薬品局、Food and Drug Administration (FDA)の使用許可が未だに出ていない。

現在、アメリカでFDAの正式使用許可のワクチンは、ファイザー、モデルナ、それにジョンソン アンドジョンソン社製の3種類だけ。

ホワイトハウスは、昨日のバイデンとインド モデイ大統領との電話会議で、アメリカに貯蔵され、未使用のアストラゼネカ社製ワクチンのインドへの”輸出”に合意したと発表。

但し、FDAの使用承認が条件で、最初の輸出は1000万服。

FDAの承認は”数週間”の内に得られようと発表。

バイロン

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