世界ワクチン競争 日本は？

英国オックスフォード大学と世界健康機構（WHO）共同の”Our World in Dataプロジェクト”。

世界中のコロナワクチン種痘状況をリアルタイムで追跡している。(FT紙が掲載している）。

各種ジャンルで仕分けしているが、”人口１００人当たりの種痘服数”からみてみると；

・トップ５は,UAE(１８０服）、ウルガイ（１６０）、マルタ（１５８）、カタール(１５５)、
　シンガポール（１５５）

・”先進国群”では、８位にイスラエル、９位中国、１０位にデンマーク。

　以下、ポルトガル、カナダ、ベルギー、スペイン、等々が続いている。

　イギリスはブータン、モンゴルに挟まれて１８位（１３６）。

　アメリカは大分劣後していて、４０位（１１１）。

・さて肝心の日本だが４９位で１０２服。

　殆ど同順位に、ドミニカ、パナマ、香港、エルサルバドールが”仲間”

・アジア勢を見ると：

　シンガポールが定評の”行政金メダル国”に相応しく、ダントツのトップ(全体で５位)。

　続いて、中国(９位）。

　以下、ブータン、モンゴル、カンボジア、マレイシア(４２位、１０８服）。

　お次が日本と大分差がついている。（筆者の付言：”恥ずかしい”。”優秀な日本官僚の舵取り”は　　　
　神話でしかない。フェイクである。下等行政である。信用できない。）

　韓国は意外に低位で、スリランカ、フィージ―に劣後し６３位（８３服）

・リストはほぼ全世界の国をカヴァーしている。

　ワースト３は、コンゴ共和国（０．１服）、ハイチ、（０．３）、チャッド（０．３）。

バイロン

ユーロゾーン インフレ進行

米国経済の過熱気味の復旧に連れて、８月の欧州、ユーロ圏１９カ国の消費者物価の上昇率は、過去１０年の最高となった。

域内平均インフレ率は前年同月より３％、７月より２．２％の大幅上昇となった。

前年対比、最高はベルギー,エストニア、リトワニアで５％だった。

来週の欧州中央銀行理事会では証券類の買い付け、超低金利の緩和策に検討が加えられる。

一方、現在欧米に現出している過熱気味の経済活動は、コロナ　パンデミックに圧縮された消費の一時的跳ね返り現象で、基礎経済力を示していない、との主張も多い。



バイロン

軍事外交の転換:バイデン ドクトリン

バイデン大統領は昨日ホワイトハウスより下記宣言；

・米国の武力行使により他国の政体の改革を図る従来の外交方針を変更する。

・新方針は、独り、アフガニスタンでなく全世界に適応する。

・アフガン撤退の混乱は前トランプ政権の、タリバンとの協定による。
　５月末までに撤兵しないと、戦闘が拡大する条件付き協定で、現政権は、”手を縛られて”いた。
　混乱はトランプ政権の責任である。

バイロン