太陽光発電の爆発:レバノン命に代えられず

崩壊寸前のレバノン。

唯一の国営発電所の発電用重油の輸入が滞る。

支払いのドルが無くなった。

結果、現在、一日２時間の発電しかできず、２２時間は停電。

一部地方は一切電気が来ない。

急に太陽光発電設備の需要が爆発した。

富裕層、企業が、競って、設備を買いだした。

値段は飛躍し、中国、アメリカから、とてつもない価格で買い付ける。

支払いは、現地通貨ポンドは通用せず、米ドル取引。

いずこから、米ドルが現れる。

ものすごいブームで、注文してから設置に半年かかる。

無論貧困の国民大衆には手が出ない。

環境対策どころではない。

電気のこない冷蔵庫が使えない。

切実な食糧対策である。

バイロン

ザンビア 空の国庫

先月の大統領選挙、銅資源で富裕なはずのアフリカ　ザンビアで”汚職追放”をモットーに6年ぶりに新大統領が選出された。

ヒチレマ新大統領はBBCとのインタビューで下記発言。

・驚いたことに国庫にカネが無い。文字通り、空っぽ　"literally empty".”。

・昨年、前政府は、公的借り入れの返済に失敗し、初のデイフォルトを起こした。
　公私の借款は公表できぬが膨大である。

・借款、銅輸出からの収益は前政府役人により分配されて消えてしまった。

・予算が組めない。歳入の3割は借り入れの利息支払い、残りは公務員給与に消える。

・最大の債権国は中国。インフラ整備資金として借りている。
　返済猶予の交渉を開始する。
　彼らは、我々の国庫が空であることを理解してくれる、と希望している。


バイロン

イタリア ワクチン証明書と反対騒動

イタリアは本日より、国内航空機、フェリー、高距離高速列車、学校への入場、利用の際”グリーン　パス”－少なくとも一服目のコロナワクチン種痘証明、コロナ被災者は回復証明、コロナ陰性証明―を提示する義務が生じる。

証明は　デイジタルでも紙の証明でも可。（１２以下は免除）

ワクチン反対派はミラノ、ローマ、フローレンス駅に押し掛けている。

警察が出動、駅員の乗客チェックを補助している。

本証明は既にレストラン、映画館、ジム、スイミング　プールの使用に必要とされている。

イタリアの受種率は12歳以上の国民の71％が”完全種痘済み。

EUの平均値である。

バイロン

カンタス航空 従業員に種痘を強制

オーストラリアのナショナル　フラッグ　航空会社、カンタスは従業員のコロナワクチン種痘を義務付ける決定を発表。

既に２２，０００人の従業員の８９％が既に完全種痘済み。

パイロット、キャビン　クルー、搭乗受付等の”前線スタッフ”は１１月までに全員種痘を終え、その他は来年３月までに受種の事とした。

バイロン