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法的闘争;火事場のホワイトハウス [アメリカ州]

先週、アメリカ法務省の特別捜査官、ミューラーは2016年の大統領選挙戦で、トランプがロシアと結託し違法手段を使った容疑で、トランプとの会合を要求した。

これに対し、トランプ周辺の弁護団は、1)憲法に定める大統領権限で、トランプはミューラーの捜査を停止できる。憲法の大統領権限の規定で、大統領は正義の妨害を成すことは”不可能"(妙なロジックだが大統領には、違法者に対する恩赦の特権を与えられているから、仮にミューラーの捜査が正しくて大統領が犯罪人と証明されても、大統領自身が自分を特赦できるから)である、2)執務が忙しすぎてミューラーと会う時間が無い、と、ミューラーとの会見を拒否。

たちまち、すさまじい法律論議が湧き上がっている。

近くはニクソンの"ヲーターゲイト事件”による大統領弾劾の事実あり、大統領とて法の下では万人と同様の扱いを受ける実例があり、ニューヨークタイムズ紙はトランプは"王では無い”と強烈非難。
トランプ弁護団のロジックの破綻を痛罵している。


全米に吹き出す異様大統領トランプに対する抵抗の波。

法的反乱の慣性も生じてきている。

バイロン
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