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トランプの北朝鮮交渉力と為替 [経済]

先週の世界為替動向。

米朝の頂上会談で、アジアの緊張が緩和し、世界の投資が再びアジアに戻り、従いアジア諸国の為替価値も上昇すると期待された。

しかし、各国為替の動向は期待に反し、トルコ リラが最近最大の下落振りで、対ドル7%の激落。

アジアの主要通貨、マレイシア リンギット、インドネシア ルピー、インド ルピーが軒並み下落。

またこれも予想に反して、逆に値を上げた通貨はロシア ルーブル、メキシコ ペソ、ブラジル リールと”反トランプ諸国”通貨。

市場評価はトランプの交渉力に失望の事実が知れた。

バイロン
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高地住居の再認識;国民の共有財産 [連載ー蓼科高原のクレオパトラ]

ホントに梅雨かな、パテイーよ。主人は、抜けるような青空から透明な光線を降り注ぐ太陽に目を細めています。蓼科高原のこの時期、あたり四方をアルプスの山並みが外界からの湿気や汚染した空気を遮断してまるで別天地の様相です。主人は、小さなヴェランダに、彼方此方苦労して調べた挙句、満足して買い求めた温度計をつるしています。朝方は、15,6度、今の昼時、爽やかな風の中、温度計は23,4度となります。主人は、昔お世話になった東京ガスの故村上社長の話をよくします。社長は蓼科高原に社員寮の白羽の矢を立てました。その理由が、”日本で一番湿気のない、且つ、一番日照日の多い地点”との東京ガス調査機関の徹底した検討の結果でした。その調査結果を主人は信じて便乗したのでした。近くには縄文時代の先人の住居跡が多く、蓼科高原の気象は太古の時代から人気だったようです。主人は、ヴェランダで日光浴をしながら、私を膝にのせてよく言います。世界中が暑くなる。日本は山岳国家で高低差がある。イギリスや、タイや、豪州の仲間が可哀想だ。平たい土地で、夏の高温を避けるすべがない。日本の高地の夏の快適な気温は彼らには夢だろう。日本も高地住居の貴重さを理解して、国家が高地を積極的に国民に開放しなくてはならないと、私を相手に演説してます。
パテイー
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バルカンに光明;北マケドニア共和国 [欧州]

1991年に旧ユーゴスラビアが分裂解体。

内部6州のひとつ、ギリシャに隣接のマケドニア地方は、独立して、マケドニア共和国と名乗った。

爾来、ギリシャとの熾烈な国名論争が継続してきた。

ギリシャにすれば、この地方はもともとギリシャの領分で、ギリシャの北部地方は、同じ名称のマケドニアと長く呼ばれている。

”マケドニア共和国”なる名称は、ギリシャの同名の地方を包含して言語、人種、文化の点で、新独立国、マケドニア共和国覇権の拡大に繋がる危険性大だと反対。

不味いことにギリシャの英雄アレクサンダー大王の出身地が、”マケドニア共和国”である事実が、我慢ならない。

アレクサンダー大王は”ギリシャ”の英雄なのだ。

今回、ギリシャ、マケドニア政府間で、合意が成った。

”マケドニア共和国”の国名は”広すぎて、ぼやけている"。要らぬ誤解を招いてきた。

そこで、国名を、”北マケドニア共和国”と変更する。

地理的表現を限定し明確化する。

マケドニア憲法を明確に改定して、新国名下のマケドニア人、マケドニア語はスラブ系に限定する。

ギリシャ系言語、文化との関連を明確に消去し、独自の国民性を明確にする。

左様な妥協だが、未だ本件、完全解決とはいかない。

双方に、不信感あり、他方を武力をしても攻め取ろうとの国粋派が居る。

しかし、新国名のマケドニアをEUもNATOも歓迎である。

双方とも順次トップ会議で”マケドニア”を仲間に招じ入れる。

バイロン
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米中貿易戦争 [国際]

来月7日を期して米中の貿易戦争の開始である。

同日、両国は新規に相手国からの輸入に保護関税を課する。

中國はトランプの政策を痛罵し、新華社通信は、”賢者は橋を作り、愚者は壁を作る”と大見出しでトランプを批判。

これにアメリカからのソシャルメデイアの書き込みで”世界最長の万里の長城の壁を作ったのは誰だ”と混ぜ返す。

また、中国一部のメデイアは、トランプの言うこととやることはこれまでまるで一致していない事実がある、今回のトレイド戦争も口先ばかりだ、相手にするな、との論評を掲げている。

アメリカ内では奇態な現象が生じている。

伝統的に保守的通商思想の野党民主党内に、トランプの強烈な保護主義に賛同する連中が増えている。

一方、トランプ支持の筈の共和党は伝統的に自由通商、国際主義の政党で、トランプの通商政策に反対の向きが増えている。

バイロン
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