イラン ウラン濃縮再開

イラン政府は､昨日、ナタンツのウラン濃縮工場で新式ウラン濃縮用遠心分離機の実験を開始すると発表。

開始は１か月後。

実験は国際核協定に定めの限度以内で協定違反では無いと強調。

イラン国内に､トランプの恐喝に抵抗せよとの国粋的声が強まりつつあり、今回の決定は一つの国内向けジェスチャーと見られる。

思い切った行動で､現在、協定の維持に奔走中のドイツ、フランス、英国には難題となる。

バイロン

新スペイン政府；カルメンと斬新さ

巧みな議会対策で意表を突いて出現したスペイン社会党内閣。

昨日、新首相サンチェス氏が閣僚を披露した｡

その特徴；

・１９７８年に民主制に移行して以来、女性閣僚数が最多。

・女性が占めるポートフォリオは､１)副首相、２）経済相、３)防衛相、４)法務相、５）教育相、　　６）環境相､と主要どころを総なめ。


新首相サンチェス氏は４６才。

元経済学の大学教授。

社会党内部リーダー争いに勝利した、頑固な反体制派、進歩革新主義者。

一方、スペイン連邦制の強化を主張し､カタロニア独立運動には批判的。

またEU支持者で､穏健なEU型財政方策に賛同。

"新旧混在"の新内閣の船出。

今回女性が圧倒する内閣、首相は性別に拘わらず、スペイン”最高の才能”を集めたと強調。

"カルメン内閣"が動き出す。

バイロン


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