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大統領self-pardon特権(自己恩赦権限) [アメリカ州]

アメリカ連邦憲法2条2項。

大統領の恩赦権限に付き規定。

しかし文言が曖昧、読みようによっては大統領は自分自身をも恩赦出来る権限ー自己恩赦特権ーを有するように読める。

即ち、大統領は如何なる犯罪を犯しても自分で自分を無罪とできる。

法に縛られない絶対権限を持つように解釈が可能。

法の番人、法務省は、従い、大統領の個人の持ち物も同然。

如何なる法的捜査権を振り回して大統領を有罪にしても、結局は大統領は自分で自分を無罪と恩赦する。

トランプは繰り返しこの大統領恩赦特権を強調し、自分は従い法に違反することはあり得ない(結局自己恩赦で無罪放免となるから)と”憲法に規定の"恩赦特権を振りかざす。

これに対し、否、法務省も、憲法も大統領の個人所有物では無い。
アメリカ国民の所有物で、従い、大統領の恩赦権限は、条件付きであり、自分の有罪については恩赦の特権は適応せず、国民の判定(議会決議、あるいは最高裁の判定で)断罪が可能だと、多くの憲法学者が、声を上げる。

本論議、迂遠な法理論に踏み込むので、多くの国民は複雑で理解が出来ぬとは一般識者の嘆き。

現在、ミューラー特別捜査官は、トランプ周辺の身内に19件の訴訟を発している。

トランプとロシアの共謀による先に大統領選挙妨害の容疑と、彼の女性問題、違法経済活動のもみ消し容疑である。

トランプの個人弁護士も訴追の網にかかり、大統領自身に捜査の手が伸びている。


バイロン

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盗賊の巣と義援金;マレイシア [アジア]

本日までのところ、マレイシア前首相ナジブと夫人から押収された違法蓄財振りが捜査機関で下記公表されている。

・35袋につめられた各国通貨。26カ国通貨で、総額1億2千万リンギット相当。
・37袋につめられた、金塊、時計、宝石類。総額を確認中。
・ナジブの夫人マンスールが所有するヘルメスのハンドバッグ、”バーキン”284個。
 一個が米ドル11,900ドルから30万ドルの超高価品含み、総額を確認中。


この盗賊の館の有様に怒り狂った国民。

同時に新政府の財務相がお国の財政状況は、ナジブが隠蔽していたところと大きく異なり、GDPの80%を超える借金の苦境だと発表。

ソーシャルメデイアに火がついて、お国を救おうと義援金の申し込みが吹き上がる。

政府は、取りあえずの受け口にウェブで”Hope Fund"を立ち上げた。

口座開設から数日、企業、個人からの義援金は3000万リンギットを軽く超えている。


バイロン
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ドイツ気象変化の確証;気温上昇 [社会、文化]

ドイツ気象局は今年4月、5月の2ヶ月間の平均気温が記録を取りだした1881年以来最高となったと発表。

気象局は、標準値として採用している、1961年から1990年の40年の平均気温より、今年の4,5月平均は摂氏3.9℃高く、明らかに気象変化が生じており、国民は気温高温化に順応する心構えが必要だと、注意を喚起した。


バイロン
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