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母子を分離するトランプ [アメリカ州]

過去6週間でアメリカに移住を望む母子は、審査のため、亦違法入国者では無いかとの容疑のため国境で足止めされ、母子が分離されて2000名の幼児が母親と引き離され、収容されている。

トランプの移民法の"ゼロ忍耐"なる厳格な適用。

流石に議会、共和党内部からも、前ファーストレイデイー、ブッシュ夫人からも、あらゆる階層から、トランプの"非人道的、非アメリカ的、非キリスト教的"残虐行為と、非難囂々。因みに彼女は、トランプの施策は、先大戦中アメリカが日系アメリカ人を迫害したケイスと酷似していると指摘。

今度は、トランプ夫人も、分離は悲劇的と、亭主を非難したようなスタンス。

騒ぎは大きくなってきた。

バイロン
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ドイツ メルケル政権に赤信号 [欧州]

ドイツの連立保守2党、キリスト教民主同盟(CDU)と、キリスト教社会同盟(CSU)は姉妹政党。

長年の連立でメルケル政権を安定的に維持してきた。

連立内の多数派のCDUはメルケルの牙城、一方,CSUは巨大州ババリア州に支持を確保してきた。

今、伝統の連立枠組みに深刻な亀裂が走っている。

メルケルが内務相に任じたのはCSU党首のジーホファ党首。

彼が、ドイツ国境で難民、移民を拒絶する強硬策を提唱。

メルケルは、隣接の諸国との事前了解が無ければ左様な一方的処置はEU全体の難民政策に問題を生じると反対。

しかし,内務相は強硬。

メルケルは今月のEUサミットまで待てと命令。

最近の難民政策に関するEUの風向きだが、イタリアの新政府はアフリカ難民のボート受け入れを拒み入港を拒否、ボートは止む無くスペインに回航する事件があったばかり。

EU基本合意の難民の平等な割当制度はEU各国で反対の現実。

難民の”合意なき”たらいまわしが始まっている。

メルケルはサミットで、全EUの移民規則を再度確認する姿勢だが、向かい風。

メルケル ドクトリンが破綻すれば連立が危ない。

バイロン


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