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離脱後の英国関税 [経済]

英国メイ政府はEU離脱後の英国関税につき下記方針を発表。

・現政府離脱案が認められると一定の経過期間を経てEUとの関税同盟、合意は消滅する。

・現在食糧の3割がEUから無税で輸入されている。
 EU離脱で基本的にWTO定めの標準税率を適応するが、一部重要食糧、牛肉、羊肉、ミルク、チー ズにつき独自の保護関税を定める。

・産業産品につき原則ゼロ関税とするが、一部重要製品につき独自の保護関税を定める.(完成車輸入 は、現在EUと域外諸国間に適応の10%を踏襲する。)

・EUとの各種関税率につき今後できるだけ現行のゼロ関税制度に近づけるよう交渉する。

・新関税率、適用につき関連業会に詳細説明を行う。

バイロン

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誰も信じないトランプーキム会談 [アジア]

韓国政府の発表では、前回のトランプーキム シンガポール会談後、北朝鮮に一切の対米譲歩の兆しが無い。

北朝鮮の非核化の具体的行動が一切みられない。

トランプは、幼児語で(最近、トランプの幼児語が彼の精神状況の恒常的欠陥を示すとの研究が進んでいる)キムを”親友”だと褒めあげ、”世界世界最高の、経済発展をリードできる天才”だとツイートを繰り返している。

トランプはヴェトナムへ出発直前、”ここ半年、北朝鮮の核実験が無いのは自分の交渉力の成果。
非核化は徐々に行われるべきだ”とトウイート。

アメリカ主要メデイアは大言壮語のテレヴィ屋のトランプにしては意外に弱気の発言だとし、非核化の前進はあるまいと推測。

トランプ得意の戦法である二人だけの”秘密合意”が如何なるものに化けるかに関心。


バイロン

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英国労働党の回れ右 [連載ー英国EU離脱交渉]

徹底した社会主義者コービンの率いる英国労働党。

EU離脱の土壇場で離脱に関する党是の変更を決定。

これまでの路線は:
・EUと恒久的関税同盟を維持する。(双方の労働者権利が保護されやすい。)
・従いメイ首相案に反対。(歯止め装置つきでも、いずれ関税同盟から離脱。)
・議会対策で、メイ案を葬り、総選挙に持ち込み政権奪取。

しかし、党内から離脱そのものに反対する分派活動が生じ、8名が脱党。

そこで、昨日の新コービン方針の発表。

新方針は:
・メイ案には反対を続ける。
・EU離脱の可否につき改めて国民投票を求める。


バイロン


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ヴェネズエラ コロンビアと断交 [アメリカ州]

援助物資の搬入を拒むヴェネズエラ マドウラ大統領。

先週末に、援助物資の搬入ルートである隣国コロンビアと断交。

24時間内にコロンビア大使館の国外退去を命じた。

既にコロンビアには経済破綻状況を逃れてヴェネズエラ市民、300万人が逃避している。

終に、マドウラ頼りの綱、国軍から脱走兵が生じ始めた。

先週末、数十名が銃を捨てコロンビアに亡命。

海外からの食料、薬品等の緊急支援物資を受け取るのは国家の”恥で反逆罪”とマドウラは頑なに救援を拒絶し続けている。(別ルート、ブラジルを経て僅かな物資が運び込まれている様子。)

プエルトリコから運ばれたアメリカからの援助物資は焼き払われ、随伴の米国兵士に、負傷者が出た模様。

今週、トランプは北朝鮮主席とヴェトナム会談。

ペンス副大統領がマウロ対策を公開する手筈となっている。

内政不干渉を盾にロシア、中国はマドウ放逐のレジームチェインジに反対。

しかし、予測不能のトランプ。

マドウロ潰しに躍起。

アメリカの軍事行動も完全には消去出来ない雲行き。


バイロン
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国家非常事態は嘘 [アメリカ州]

本日、58名の元政府高官が連名で、トランプ大統領のメキシコ国境の壁を巡る非常事態宣言が”虚偽の宣言”とする声明を発した。

前政権の国防長官、オルブライト、ケリー、国防長官ヘイゲル、パネッタ、国家安全長官ナポリターノ等の名前が見える。

声明では:
・国家非常事態の事実は無い。
・メキシコ国境を違法に超える移住者数は、40年来最低。
・国境にテロ事件の頻発する事情は皆無。


バイロン
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マッケイブの反撃 [アメリカ州]

2017年5月、トランプに解任されたコミーFBI長官の副長官だったアンドリュー マッケイブ氏。

上官の解任に反対して彼も職を追われている。

彼は同士と組み、解任がトランプの正義の妨害”となる違法行為だと、トランプおよびその政府を相手取り”解任無効”の民事訴追を決定。

彼はメデイアの寵児となりつつある。

トランプが大統領選に出馬以前よりロシアのエイジェントの疑いがあり、FBIは国家安全保証上の観点から彼の捜査を行っていた。

トランプは以前より”得意のトウイッター”で、マッケイブを目の敵扱いし、彼の夫人を含め極端な個人攻撃を繰り返している。

バイロン
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トランプと株価 [経済]

トランプの発言:

”3月1日からの中国からの輸入に懲罰関税の課徴を延期する、マララーゴで習主席とトップ会談の用意あり”、で本日アメリカを始め全世界の株価が反発上昇。

中国株の上昇が顕著。

中国元は昨年7月以来の高値。

バイロン



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"もう疲れた” [連載ー英国EU離脱交渉]

英国メイ首相は今週に予定されたEU離脱案の議会議決を3月12日に延期すると決定。

正式離脱日3月29日の僅か17日前。

未だ、EUとの交渉が終結しておらず更に交渉時間が必要だとする。

EU委員会、ユンカー委員長は苦悩の様で:
”EUは離脱疲れ(Brexit fatigue)だ。待ちくたびれた。交渉はダンスと同じ、二人で踊る。英国が一体何が欲しいのか、未だに分からない。何らかの譲歩を行っても亦英国議会が文句を言い認めない。自分はダンスが出来る。だがこのままでは英国とダンスは踊れない。”と記者団に語った。

メイの作戦は、時間切れ(run down the clock)を狙い、自分の離脱案を承認しないと”無協定の”ハード離脱となる、と脅し、押し通す”汚い”手管だと、各方面に非難の火の手が上がる。

バイロン



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黄色いヴェストとユダヤ人 [欧州]

15週目に入ったフランスの黄色いヴェスト運動。

デモの要求が変化を続ける。

最近、フランスでユダヤ人の墳墓が犯される。

ナチの鈎十字印が墓石に塗られる。

黄色いヴェストデモで反ユダヤ、反イスラエルの気運が高まる。

マクロン大統領は左様な人種差別に戦うと宣言。

右翼政治団体3社の解体を命じ、今後、反ユダヤ(反セミテイズム)、反イスラエル(反シオニズム)運動に法的な規制をかける検討を始めた。


バイロン
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トランプとキューバ [アメリカ州]

先週、トランプはマイアミで演説し、”社会主義と共産主義の日々は数えられるほど短い。ヴェネズエラ、ニカラガ、キューバの社会主義は死んだ。”と咆哮。

これに対し、キューバのデイアズ キャネル大統領はトウイッタで反撃。

トランプの”マイアミ演説”は”傲慢、皮肉、非倫理的、恐喝的、攻撃的、介入主義、偽善、戦争主義で汚い”とおよそ口を極めて非難。

キューバは昨年議会で憲法改革を決定。

本日国民投票にかけられる。

改革の主要点は、・私的財産権の承認、・大統領職に10年の時限、・首相職の創設、・性的差別の廃止、等だが、国家経営の理念として共産主義を明記している。


キューバとの雪解けを図ったアメリカ前大統領オバマ。

トランプは有無を言わさずあらゆるオバマ政策に反対。

現在、キューバ排斥の法的処置を繰り出している。

これに対し、カナダ、メキシコ政府よりは抗議の連続。


バイロン
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