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”最大民主主義国”インドの選挙 [アジア]

世界最大人口民主主義国、インド。

経済改革を唱え若年層をバックに"永久政権コングレス党"から予想に反して政権奪取したBJP党を率いるモデイ首相。

今年は総選挙の年。

国父ネルー一族党の伝統的コングレス党、今年は油断なく"成り上がり者"モデイーを叩き潰したい。

盛んに、戦いを仕掛けているが、特にモデイーの対中接近を非難、批判の一斉攻撃。

何かとあれば習金平に"抱きつき、頬すり”の弱腰外交。

何でも中国の言いなりだと、叩き続ける。

モデイーもお得意のトウイッターで反撃。

"そもそも中国に国連安保理事国の席を与えたのはネルーではないか、中国にすり寄るのはコングレス党では無いか"と反撃している。

民主主義を標榜する"大国”インドと対中国政策。

インドの選挙は見所が多い。


バイロン
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離脱延期とEUの姿勢 [連載ー英国EU離脱交渉]

揉みに揉んで来週は、対EU離脱延期の懇請にたどり着くのか、英国議会。

迎え撃つEU側にも厳しい準備姿勢が見え始めている。

主たる問題点:

・5月の欧州議会選挙。
 これまで、英国のEU離脱は今月末とされており、従い、5月の欧州議会へ英国から選出される議員の 約70席は、他国に振り分けが決まっている。
 選挙後の新議会の開催は7月2日。
 英国は延長離脱時期により、未だ離脱前なのに欧州議会に発言の力を持たぬ事態が発生する。
 どうするのか。(欧州議会法改正には最低2年は掛かる)

・英国の延期要請に対し、EU側から条件がつく可能性がある。
 例えば、スペインから、ジブラルタル返還の条件、フランスから、延期中は、英国のEU予算、人事 に関する発言力の剥奪要求。その他予想外の注文が出るかも。

・延期期間中、英国ーEUの通商関係交渉。
 英国の離脱派の基本主張が、英国の手足を縛るEU通商ルールを全て離れ、EU以外の国々と、自由
 貿易協定を結ぶとする。
 EU離脱交渉責任者、バルニエ氏は斯様な主張が変わらぬ限り、延期中の交渉は不可能だとする。

バイロン
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