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トルコ国産戦闘機とロールスロイス [中東]

トルコにとり第五世代の戦闘機である。

これまで手持ちの戦闘機は全て欧米産である。

2023年の共和国創設100年祭に備え、始めて国産の戦闘機を持ちたい。

NATO第二の巨大軍事力として、トルコの夢、悲願である。

”新戦闘機”にはTF-Xなる名称も与え、これまで、国産のための準備を進めてきた。

制作は基本的に、トルコ企業と、先進防衛産業との合弁で行う。

宿敵、アメリカ防衛企業に遅れをとれない、英国のロールスロイス。

数年来全力を挙げて、協力姿勢を強めてきた。

トルコのエルドガン大統領はトルコ防衛企業、最大大手のBMCをトルコ側のパートナーと指定している。

ロールスとBMCの交渉が行き詰まった。

BMCの主要株主に、カタール防衛庁が名を連ねる。

武器産業の世界の雄、ロールスロイスの奥の手が、カタールに知られる。

そこから何処に漏れていくか。

知的財産権の保護が守られそうも無い。


ロールスは交渉を打ち切った。

バイロン





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中国の手中に:ポルトガル [国際]

中国の技術が何故悪い。トランプの口車に乗って保護主義に走るな。

ポルトガルの左翼政権、社会党のコスタ首相が、EUの産業政策に注文をつけた。

FT紙の調べで、ポルトガルは欧州でパーキャピタ比、最大の中国資本受け入れ国。

現状で、中国は、1)ポルトガル電力の23%の株を所有、残りの全株の買い取りを提案中、2)ポルトガル最大の保険会社フィデリダードの経営権を確保、3)最大の病院グループ ラスサウデの過半数株所有、4)国営、送配電線会社、レデイス エネルギの25%の株保有、5)ポルトガル最大の銀行ミレニアムの27%の株所有。

首相は、ドイツ、フランスが中心となって動く、中国、ITの雄、ハウウェーの5G機器の排除に、関し、
”世界的な技術進歩”に逆らう愚挙だと批評。

バイロン
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ナタニエフの苦境 [中東]

対アラブ政策で過激に凝り固まるイスラエル ナタニエフ首相。

2009年以来政権の座にいる。

建国以来始めて.彼は.検事総長から、”三年の捜査結果” 収賄、詐欺、権力乱用の容疑で、訴追される。

”ホープレス(希望無き)”ナタニフは議会解散総選挙に打って出た。

4月9日が投票日。

彼の与党、リカッドも彼を見捨てる動き強く、選挙後、最右翼、テロ団と称される小政党との連立しか連続4期の首相の座は守れない。

最近の”ホープレス”、トランプのコピーのごとき異常な言動が顕著。


バイロン
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