ボーイング737－8

中国政府は今朝10時を期して中国内に航行予定の航空機ボーイング737－の全運航を禁止した。

影響ある機数は96機。

昨年暮れ､インドネシア､先週　エチオピアにおける離陸直後の墜落事故に類似性ありとして、ボーイングよりの解説、指示待ちとする。

世界他航空会社は、未だ、運行停止までには至っていない。

バイロン

突沸 インドの移住者

英国に異変。

昨年第四四半期、始めてEU東中部諸国からの英国移民数がインドからの移民数を下回った。

英国は国民皆保険制度を支える医師、看護師数が不足し、これまで支えてきたEUからの専門医療移住者が減って､問題化していた。

ところが急にインドからの移住者が激増。補充の役を果たし始めた。

さらに、英国経済の現状だが従来型の経済活動はEU離脱で活力を失いつつも､IT産業に関してはGDPの数倍の伸び率を示しており堅調。

英語力の強みでIT産業にインド人の吸収が進む。


バイロン

国際税務にズーム イン

イートレイドの敷衍、約30年続いた国際的企業減税の風潮。

国境を越えた取引きの膨張、巨大国際企業の利益の極大化。

特に巨大IT産業､通信産業の収益性の爆発的伸張。

先週IMFは新規に､国際税務の徹底見直しを提唱。

現状、”先進国”に比べ、非OECD諸国は、新旧の巨大国際企業に課税するすべを知らず､自国内で挙げられた利益をそっくり海外に持ち出され”正当に”課税していない。

その”不当利益(脱税）”は､年間2000億ドル、総GDPの1.3％にも及ぶ。

これまでの国際税務の課税基本が､”目に見える”設備､”目に見えるカネの動き”をベイスにしているが、時代遅れの原則だ。

電波を使い､”目に見えぬ”手法で利益を移動させる現代では抜本的なアプローチの改革が必要だ
とする。

このままでは､持たざる国(あるいは､頭の悪い国）は対抗策無く､経済力を吸い取られ続ける。

バイロン