サウジ 輸送船襲撃さる？

実にきな臭い。

サウジアラビアの石油相アルファリ氏は現地昨日(日曜日）同国所有のオイル　タンカー2隻がアラブ首長国連合（UAE）の一国フジェイラ沖で攻撃を受けた､と発表。

2隻はサウジの原油積み出し港ラスタヌラからアメリカに向け航行中だった。

船体に重大な損害を受けたが､人身に傷害は無く、原油漏れも無かった､と発表。

アルファリ石油相は､国際船舶業界に対し、アラビア湾航行に十分な注意を払うよう警告。

尚､イラン外務省は､事件の実態を詳細に公開するよう求めている。

一日前の土曜日、UAEは近くを航行中の4隻の船舶が攻撃を受け､フジェイラ港で爆発があったと発表。

その後調べで、"誤報"とされたが混乱が残っていた。
　
バイロン

イラン トランプに対抗

先週末イラン国会でロハニ大統領は以下を表明。

・現在のアメリカとの対立は1980年のイラク戦争時よりイランにとり、過酷である。
　当時は原油禁輸　､銀行の国際業務も邪魔されなかった。
　唯一の国際制裁は武器の輸入だった。

・革命防衛軍の解析で､アメリカは既に"心理戦争"を開始している。
　この際イランは､全ての分派活動を停止し挙国一致して、対応する。

防衛軍幹部は同じく国会で下記を表明。

・アメリカは空母を持ち込んだ。50機の攻撃機を内蔵し､6000名の兵士を乗せている。

・昔は脅威だった空母だが、今は違う。一挙に攻撃し多量の軍事力を一瞬に壊滅できる。
　即ち今や脅威でなくイランにとり有利な対象だ。


バイロン

現金インフラ；キャッシュレス社会

英国下院議会財務委員会の提言。

社会のキャッシュレス化に従い､過去30年で銀行の支店数が半減した。

都市部を離れた田園地方の成人人口の半数が75才を超え、健康問題を抱え､インターネットが使えない故、オンライン決済が出来ない。

彼らには､銀行の支店でのフェイスｰフェイスのサーヴィス、現金が必要だ。

銀行は､地方の支店を閉鎖し、郵便局に業務を委託しているが、業務が違い､老齢層には使いこなせない。

このまま放置すると､キャッシュレス社会に遺棄された人口が増える。

至急、政府、議会は､銀行に対し"現金インフラ”の維持を法制化すべきである。

バイロン