トランプとキム;交渉の時系列 [国際]
北朝鮮とアメリカ政府との交渉タイムラインは下記の通り。
・一昨年12月、北朝鮮は”長距離ミサイル発射実験”を停止した。
北朝鮮非核化に向けた、昨年6月のトランプ―キム、シンガポール会談に向けた外交ジェスチャ ―だった。
・シンガポール会談に続く、今年2月の第二回トランプ―キム、ハノイ会談で進展なく物別れ。
・北朝鮮は、国務長官ポンぺオを集中攻撃:ポンぺオの”ギャングのような”言動を非難。
彼との交渉、接触を拒否。トランプ非難を故意に避けている。
・以降、両者接触はビーガン国務省北朝鮮特使を通じている。
・キムはビーガンに対し本年末までにアメリカの交渉態度を改めるよう要求してきた。
・先月、北朝鮮は”強力誘導兵器”の発射実験を行った。
アメリカ政府はミサイルではないと判定、抗議せず。
・今朝、北朝鮮は東海岸ワンソンから、約20分にわたり、”複数の””正体不明の”ミサイルを発射。
複数ミサイルは北東70-200キロの海上に墜落。
韓国軍部は厳重警戒体制に入った。
・今月、トランプは新天皇に表敬に東京訪問。
来月大阪にG20出席のため連続して来日予定。
バイロン
・一昨年12月、北朝鮮は”長距離ミサイル発射実験”を停止した。
北朝鮮非核化に向けた、昨年6月のトランプ―キム、シンガポール会談に向けた外交ジェスチャ ―だった。
・シンガポール会談に続く、今年2月の第二回トランプ―キム、ハノイ会談で進展なく物別れ。
・北朝鮮は、国務長官ポンぺオを集中攻撃:ポンぺオの”ギャングのような”言動を非難。
彼との交渉、接触を拒否。トランプ非難を故意に避けている。
・以降、両者接触はビーガン国務省北朝鮮特使を通じている。
・キムはビーガンに対し本年末までにアメリカの交渉態度を改めるよう要求してきた。
・先月、北朝鮮は”強力誘導兵器”の発射実験を行った。
アメリカ政府はミサイルではないと判定、抗議せず。
・今朝、北朝鮮は東海岸ワンソンから、約20分にわたり、”複数の””正体不明の”ミサイルを発射。
複数ミサイルは北東70-200キロの海上に墜落。
韓国軍部は厳重警戒体制に入った。
・今月、トランプは新天皇に表敬に東京訪問。
来月大阪にG20出席のため連続して来日予定。
バイロン
アメリカ雇用状況 [アメリカ州]
アメリカの労働市場、記録的過熱雇用状態に見える。
労働省発表によると、先月の新規雇用者が政府予想19万人をはるかに超え236,000人。(高等技術者、建設、医療関係が半分を占め、小売りが減少。製造業は変わらず。)
失業率が3.6%に下がった。
1969年12月以来49年ぶりの低位。
ただし、これには統計上要素の影響がある。
分母たる求職者数が50万人減っている。
また、本年第一四半期の月平均新規雇用者数は169,000人。
昨年同期の223,000人に比し大きく後退している。
労働市場表見的に好況といえど、連銀が追跡のインフレ率、最近調査で3月は年換算1.6%。
目標の2%に遠く及ばない。
バイロン
労働省発表によると、先月の新規雇用者が政府予想19万人をはるかに超え236,000人。(高等技術者、建設、医療関係が半分を占め、小売りが減少。製造業は変わらず。)
失業率が3.6%に下がった。
1969年12月以来49年ぶりの低位。
ただし、これには統計上要素の影響がある。
分母たる求職者数が50万人減っている。
また、本年第一四半期の月平均新規雇用者数は169,000人。
昨年同期の223,000人に比し大きく後退している。
労働市場表見的に好況といえど、連銀が追跡のインフレ率、最近調査で3月は年換算1.6%。
目標の2%に遠く及ばない。
バイロン
教員給与と政権 [欧州]
3年前に政権の座に就いたポルトガル社会党コスタ首相。
長年の国家財政危機の最中に登場。
コスタの財政運用は巧妙だった。
財政状況は急転し、ポルトガル近代史で初めて収支がプラスに転ずる勢いの好調。
しかし、好い時は続かない。
教員組合からの要求が政権を揺する。
この10年間、国家財政の困難さで教師の年次給与上昇が凍結されてきた。
組合はもう我慢の限界を超えたと叫ぶ。
コスタは、10年凍結を解いて、3年分の年次昇給を許すと譲歩するが組合は受けつけない。
10年の凍結分全額を支払えと要求を続ける。
コスタは、教員組合に譲歩すると警察官、消防士等々、他部門の公務員にも譲歩をしなくてなならぬ、折角の好調財政がまたもや暗転するととして強硬。
コスタの連立政府内に、財政状況好転の折、公的支出を緩めるべきで少なくとも教員組合の要求を呑むべきだとの意見が出てきた。
コスタは飽くまで財政緩和に反対で 首相を辞任し、総選挙を仄めかす深刻な事態となった。
バイロン
長年の国家財政危機の最中に登場。
コスタの財政運用は巧妙だった。
財政状況は急転し、ポルトガル近代史で初めて収支がプラスに転ずる勢いの好調。
しかし、好い時は続かない。
教員組合からの要求が政権を揺する。
この10年間、国家財政の困難さで教師の年次給与上昇が凍結されてきた。
組合はもう我慢の限界を超えたと叫ぶ。
コスタは、10年凍結を解いて、3年分の年次昇給を許すと譲歩するが組合は受けつけない。
10年の凍結分全額を支払えと要求を続ける。
コスタは、教員組合に譲歩すると警察官、消防士等々、他部門の公務員にも譲歩をしなくてなならぬ、折角の好調財政がまたもや暗転するととして強硬。
コスタの連立政府内に、財政状況好転の折、公的支出を緩めるべきで少なくとも教員組合の要求を呑むべきだとの意見が出てきた。
コスタは飽くまで財政緩和に反対で 首相を辞任し、総選挙を仄めかす深刻な事態となった。
バイロン