SSブログ

大統領特権と戦争 [中東]

米国上下院外交委員会はトランプの中東政策に警鐘をならす。

先に、サウジのジャーナリスト殺害を非難しサウジへの武器輸出に制限をつけようとした議会決議をトランプは拒否権を使い葬った。

今回、トランプは着々とイラン包囲作戦を進めているが、新規にサウジ、およびUAEに精密爆弾の輸出を決定。

これに対し、上下院は"武器輸出”は議会の承認が必要として反対。中東情勢を加熱化しきけんだ

これに対しトランプは"国家非常事態で"法的に議会の掣肘を受けず大統領特権で、輸出は可能だとして、強行する。

トランプの騒々しさで、戦争権(開戦権)は大統領にあるのか、議会にあるのかの基本問題が露呈している。

トランプは先週、議会への通告も無く、"米国中東軍管区”に1,500名の兵派遣を決定している。


バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

哀れなメイ退陣劇 [連載ー英国EU離脱交渉]

ナチから国を救ったチャーチルを簡単に捨て去る英国の政治の揺れ。

今回もEU離脱に際し.混乱し対案さへ明確に出来ぬ与党内の反メイ勢力。

メイ首相の懸命の議会対策も、これまた明確な対案無く諸方に反メイの火の手が広がる。

国難に際し、品格を欠く党内派閥抗争が過熱する。

メイ首相は終に辞任を決意。

党内、最大派閥ボリス ジョンソン元外相は早速声明を発し”10月31日に我々はEUを離脱する.EUと離脱協定が成立してもしなくても離脱する。その日をもって離脱問題を終焉とする。”と立場を明確にして次期首相候補に名乗りを上げた。

最終決定は約10万人の保守党メンバーの投票に依る。

尚、メイ首相は6月7日に正式辞任するとし、同月3-6日の米国大統領トランプの訪英のホスト役を務める。


バイロン
nice!(0)  コメント(0)