トランプの中国追加関税

トランプは対中貿易協議が未だ継続中なのに､数日前から脅していた追加関税の適用を決定。

中国政府（商業局）は下記声明：
・中国政府はアメリカ政府の決定を遺憾に思う。
・中国政府はアメリカの決定に対し報復的措置を採る。
・未だ懸案事項が残るが､今後は相互、互譲の精神で解決したい。


中国に進出中の全アメリカ企業の団体、米中企業協議会(US-CHINA　BUSINESS　COUNCIL）は声明を下記発した。
・追加関税はアメリカ企業の国際競争力を削ぐ。
・アメリカ企業が培った国際的供給チェイン(supply　chain）を破損する。
・悪影響はアメリカ全経済に波及する。
・今回の追加関税は､アメリカの消費者に課せられる税金である。


全米衣料靴協会は下記声明を発した。
・10％から25％への輸入関税率上昇でアメリカ平均家庭(両親と子供二人)の生活コスト　アップは年　間、500ドルとなる。

上記トランプ決定とは別に現地ワシントンでの両国協議は本日金曜日を最後として、続けられる。



風が吹いて桶屋が儲かる。

不思議に本日､アジア、中国本土、香港の株式市場は値上がりしている。

何時ものようにひ弱で裸の日本株式市場だけ値下げ。

基礎体力が弱い。

バイロン

トランプ ジュニアー戦闘開始

アメリカ上院情報委員会の委員長は共和党北カロライナ出身のバー議員。

彼は､トランプの息子を委員会で証言するよう強制命令（サピーナ）を発した。

法務省ミューラー特別捜査官の報告にあるロシア疑惑に関して証言を求める。

上院は共和党の砦、トランプの防衛線と見られている。

守護隊の主と思われたバー議員が事もあろうにトランプの息子を､ロシアと共謀の疑いありと、強制的に呼び寄せた。

たちまち､上院共和党議員に衝撃波が走る。

トランプ　ジュニア周辺は守りを固め､証言拒否の形を作る。

上院内共和党議員に委員長を無視するよう呼びかける。

来年再選に瀕する共和党議員には委員長に逆らわねば､再選で､対抗馬を応援すると露骨な恐喝。

上院の"一枚板"に突然、思わぬ裂け目が走り出した。


バイロン

ヴェネズエラ内戦

ヴェネズエラ議会の長を大統領として認めているトランプのアメリカ政府と50に及ぶ世界の国。

グエイド国会議長は自らを大統領と宣言し､"現職の"マヅーロに対立姿勢を採り、先週は終に武装反乱を企てた。

頼りにして居た、国軍の支援が得られず。"クーデター”は失敗。

関係議員はちりぢりに逃亡、乃至､外国公館に身柄の安全を求めて逃げ込んでいる。

マヅーロは関係者の逮捕に走る。

昨日、議会副議長を探し出し､逮捕。肝心のグエイド国会議長は､隠れ家を転々としながら､昨日、"民衆”に激をとばした。

国民よ立ちあがれ、マヅーロを追放しよう、と。

ロシア、中国、トルコ、メキシコは依然と現職マヅーロ政府の武力に依る転覆、海外勢力による
レジーム　チェインジに反対の姿勢を崩さない。

トランプに真っ向から反対。

トランプはグエイド支援に武力侵攻を含めあらゆる選択肢を保つとサーベル鳴らしを続けている。


バイロン

トランプ足下に火

アメリカ上院は共和党優勢で当然重要委員会である情報委員会委議長は共和党議員。

昨日、同委員会長は､トランプ大統領の息子(トランプ　ジュニアー）にたいし、過去の同委員会での証言につき不足ありとして再証言を求める強制出席命令（サピーナ）を発行した。

2016年の大統領選挙選中、トランプタワーでロシアのエイジェントとの会合を仕切った息子の証言がトランプのロシア疑惑の重要な鍵。

ミューラー報告書以来、ロシア疑惑につき、上院にもこの際、疑惑を晴らすべきだとの意向が生じている。

トランプ牙城の上院、しかも重要委員会は共和党議員が委員長として制する強い砦。


トランプは息子へのサピーナに"仰天している。”


バイロン

トランプ税疑惑；州法の裏口

トランプは連邦議会に対峙している。

トランプの過去の納税記録の開示を求める議会に､全力を傾けて抵抗している。

昨日、抵抗の扉が一部壊れた。

ニューヨーク州議会で異例の決議。

トランプは､”連邦”税記録に付き”連邦税当局”の開示を阻止せんとしているが”州の”収税権限は連邦とは独立して、別組織。

ニューヨーク州議会決定は､連邦議会の要請があれば、トランプの"州税納付"に関する情報を開示するとする。

ニューヨーク州、知事も議会も民主党。

連邦議会民主党議員は､歓喜している。

連邦税と州税は"ほぼ同類の”傾向を示す。

トランプがニューヨーク州で違法納税を行っていれば連邦でも同じ筈。


バイロン