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最強凶器?米国債 [経済]

中国はアメリカの最大の債権国。

アメリカ国債(アメリカ政府の借用書)1兆1200億ドル相当を保有している。

アメリカは世界最大の借金国でその最大の金貸しが中国。

アメリカ財務省の発表で、中国は3月に200億ドル相当のアメリカ国債を換金した。

単月換金(国債売却)で過去2年間最大。

尚、第二の債権国日本、続く英国も同月は米国債の大型売却を行っている。

トランプの貿易戦争、中国は報復関税で抵抗しているが、未だ、対抗策は多い。

その一つで最も効果的と見られるのが"カネの縁切り"。

アメリカにカネを貸さない(国債を買わない)とアメリカは他から借りなくてはならぬ。

金利も上がろう。

国債を売却すると市場に換金ドルが流れて、ドル安となる。

米国債の"武器化"の影響に付き真剣な検討が始まっている。


バイロン
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アメリカ大使館員国外退去;イラク [中東]

アメリカ国務省は昨日、イラクの首都バグダッドのアメリカ大使館員、エルビルの領事館員の国外避難を命じた。
避難命令は必要な一部職員を除く。
イラク国内情勢がアメリカ外交官職員に"危険"となったとする。

ドイツ、オランダ軍はイラク軍教練のため派兵しているが昨日、事態が悪化したので、教練を一時停止すると公表。

アメリカ議会が騒ぎ出した。

トランプ政府からイラク情勢につき何らの説明も無い。

それなのに、大使館員退去とは何事か。

更に、イランで"反米勢力”と戦闘行為に入るなら、、事前に議会の承認が要る。

ホワイトハウス"ネオコン”の首領、国家安全保障顧問、ボルトンはアラビア湾の軍事配置に加え、イラク内のイラン勢力排除に法も慣例も無視して無茶苦茶をやっている。


英国防諜機関、軍首脳はイランにおける反米行為のエスカレイトの事実が無いと発表。

トランプ政府見解と180度違う見解を公にした。

現在、イラク駐留の米軍兵士は5000名。

記者団にトランプは、12万まで兵を増強派兵したいが未だ実行しないと、訳の分からぬ発言。

バイロン

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トランプ威嚇外交に陰り [アメリカ州]

得意に宣伝ばかりのトランプの新NAFTA協定。
未だにカナダ、メキシコの批准が無い。
それどころか膝ものとアメリカ議会からも反対の声がある。
トランプが一方的に課した鉄鋼、アルミ製品の輸入関税。
カナダメキシコも撤廃しない限り、新協定を批准しないと抵抗を続けている。

既に、EUとの新通商交渉は暗礁に乗りあげて先が見えない。

中国との協議も実質的進展が無い。

米国財界、労組からも、世界を見境無く敵に回すトランプ通商政策で実は米国こそが被害を受けているとし、トランプに批判の目を向けだしている。

選挙戦から目玉としていた欧州、アジアからの入超改善。

自動車が象徴的”悪者”。

トランプが繰り返すお得意のトウイット;"何故アメリカの道路にベンツ車ばかり走っているのか”。

ドイツ、日本からの輸入に関税をかけ輸入を抑えるのがいわば選挙公約。

今週、トランプは、欧州車、日本車の新規輸入関税を"年内”は賦課しないと発表。

この賦課こそ、未だにトランプの通商政策の最も象徴的な目標。

"全世界"を敵にする危険な賭。国内外の不評に一時矛を収めたか。


バイロン
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