共和党議員トランプ弾劾を提案

トランプがかき回す前代未聞のアメリカ政治の混迷。

下院議会とトランプの全面戦争が始まっている。

先週、下院ミシガン州選出の共和党アマシュ議員がトランプの司法妨害を認め､大統領弾劾を提案。

トランプの強烈な個人攻撃で共和党内部にトランプに抵抗する動きはこれまで無かった。

初の共和党内部からの造反である。

アマシュ議員はテイー　パーテイから派生の下院内、自由派閥(freedom　caucus)のメンバーで共和党内での右翼的グループの一員。

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きな臭い湾岸

アメリカのエクソンモービル社は昨日イラク南部、バスラ州の原油採取現場から米国および非イラク人技術者を国外に退避させた。

イラク内、反米イラン勢力の攻撃に備えた。

約70名がバーレインに退去。

但し､バスラの原油生産は支障なく続いている。

亦､サウジおよび沿岸数国はアメリカ政府の要請を受け入れ､領土内の米陸海軍の兵士移動の自由を許可。

湾岸を越え、対イラン"防衛ライン”の構築に協力している。

バーレン政府は昨日、同国民のイラク、イランへの渡航を禁じた。

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ロシアの兵器

アラブ開発戦術研究所所長、エジプト軍准将ラゲヴ氏はドイツDW紙のインタビューで下記の発言；

・アラブ諸国で､検討が進み､対空ミサイル防衛装置として、ロシア製S400がアメリカのペイトリ　　オットより性能が優れているとの判断が強まっている。

・対空カヴァー領域の広さ、小型飛行対象物へのコンタクト能力(破壊能力）､対象物への複数弾丸の　発射能力において明らかにS400がペイトリオットを凌駕している。

・トルコに続き､イラク、モロッコが購入の検討に入っている。

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トルコｰロシアS500共同開発

トルコ　エルドガン大統領は先週､新しくロシアと次期ミサイル防衛装置S500の共同開発に合意したと発表。

トルコは､軍備のほぼ全てをアメリカに依存してきたが､先にロシア製対空ミサイル防衛装置、S-400の購入を決定。

アメリカは､米国製武器の秘密がロシアに漏れると反対。

罰則としてF35戦闘機の部品供給を差し止めている。

NATOの重要メンバーであるトルコは、ことある毎にトランプと対立。

今回のS500の共同開発は､NATOの仮想敵国ロシアとの軍事協力の展開を意味し､NATOの存在理由を揺るがす。　

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