インターネットの監視：フランス法制化

フランス　マクロン大統領が先導してきたインターネットの悪用防止策。

今週フランス議会は大統領案を承認、世界にさきがけインターネットに法的規制がかけられる。

法案の主要点；

・規制対象：インターネット　プラットフォーム、検索エンジン。
　フェイスブック、グーグル、YouTube等の大手が当面の対象。

・規制コンテントは：
　・ヘイト　スピーチ　
　・テロリズム扇動　
　・暴力示唆　
　・差別示唆　　
　・人種差別示唆
　・宗教侮辱　
　・幼児ポルノ

・規制発動は政府の監視、一般ユーザーの苦情を引き金とする。

　政府は､関係インターネット、検索エンジンから当該コンテントを24時間以内に削除することを命　令する。

・命令違反は125億ユーロまでの罰金。


バイロン

ツタンカーメンの胸像

昨日ロンドン、クリステイーで競売にかけられたエジプト　ツタンカーメンの胸像。

400万ポンドで某個人財団に競り落とされた。

紀元前1300年代のエジプトの王（ファラオ）ツタンカーメンの幼い頃の胸像は極めて希れ。

エジプトは1983年に古代遺産の海外流失を防止する法を設定。

今回も､エジプト政府は、胸像の所有権に付き密輸の疑義ありとし、クリステイーに競売停止を要求していた。

クリステイーは胸像の発掘場所は不明だが､1960年以降の所有権の移動は公式記録で証明できるとし､競売に踏み切った。

駐英エジプト大使は”競売は､国際法の完全無視であり、文化遺産の保存、維持の倫理的、道義的
意味を踏みにじる"と非難宣言。

バイロン

御難続きのサムソン

IT産業の雄、韓国のサムソン社。

フランスの人道団体からパリ裁判所に提訴されている。

中国、ヴェトナム等のサムソン工場で不当に低い賃金を支払い､亦、幼児雇用の人権違反を行っているとの訴状。

亦豪州では同社のギャラクシー　スマフォを、防水性ありと宣伝しているが､虚偽の宣伝だとして政府監視機関からの公訴を受けている。

米中戦争の煽りで大得意先の中国への機器、機材販売が激減。

本年第二四半期の収益が昨年同期比、なんと56％もの衝撃の落ち込み。

バイロン