SSブログ

シェルと発電事業 [経済]

国際石油会社の雄。シェルは明確に舵を切り始めている。

電気自動車の発展、冷暖房機器を始め多くの家庭内機器の電化の傾向。

時代の変化、要請に応じて手持ちの原油、ガスを発電に使う。

発電事業への進出である。

従来、支配してきた原油、ガスの発掘現場からガソリン、ガス充填所までの物流を、今度は発電所から電気自動車の充電所、家庭への電気の流れに置き換える。

既に、欧州各地に準備の輪を広げている。日本にも進出だ。

スペインのレプソル社、フランスのトタール社も同じ道を歩み始めた。

バイロン
nice!(1)  コメント(0) 

中国の小さな風穴:香港の民主化運動 [アジア]

香港政庁の発表によると昨年中国本土から香港への観光客数が6500万人。

総観光客数の78%を占めた。

本土から香港九龍半島への高速列車、マカオからの橋の開通も観光客数を押し上げている。

週末の香港。

本土への犯罪人引き渡し法に反対のデモは膨れ上がり、23万人が参加。

デモ隊は、本国からの観光客に呼びかける新しい戦術を採り始めた。

香港島から、本土に直結の九龍半島側まで、本土の観光客を狙い、本土では禁止されているインターネット接続、スマフォへのニュース等アクセスを教えている。

観光客に"我々は自由を求める"のモットーを浴びせている。

バイロン


nice!(0)  コメント(0) 

ギリシャ復活なるか:ツプラスの敗退 [欧州]

ギリシャの総選挙。

10年に亘る財政危機。

EU、IMFから三次の救済資金を受けてきた。

4年前に国家負債から抜け出そうと貸し手に抵抗して国民の喝采を得て政権を奪取した中道左派、シリッザ党のツプラス首相。

結局、貸し手の権威には逆らえず、言うがままの緊縮財政を強いられてきた。

昨年末時点での公的負債額はGDPの183%に達した。

この5年間経済成長率は2%を超えたことが無く、現状、失業率はEU最悪の18%。

昨年夏に救済資金の全額返済は終えたが銀行の不良貸し付け額は危険水域。

何より、緊縮財政で年金等公的支出は限度まで切り詰められ、一方税率は高止まり。


昨日の総選挙結果、中道右派、新民主党が復権。

新首相ミツオタキスは米国留学、マッケンジーの顧問の経験。

元首相の御曹司。

先ずは減税、行政官の縮減、国営企業の民営化、海外からの直接投資促進、を提唱するが、具体策はこれから。

投票率は5割を少し超えたところ。国民関心は低い。

注目の極右新政党、新ナチの黄金の夜明け党は全く伸びず消滅か。

バイロン
nice!(1)  コメント(0)