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トルコ大統領の言い分;トランプとの諍い [国際]

NATOの重要なパートナー、トルコと米国。

トルコのロシア製対ミサイル防衛装置S-400の購入に反対したトランプは、トルコに制裁を仄めかす。

大坂G-20でトランプとトルコ大統領エルドガンは会談したが、解決無し。

帰国したエルドガン大統領は国民に下記報告;

・トルコがロシアから、S400の購買を決定したのは、米国のペイトリオット装置に比べ性能が良いか らだ。

・米国とは、F35戦闘機116機を輸入する契約がある。

 トランプはS400を買えばF35の受け渡しを拒否するという。

 この契約は単なる売買契約では無い。

 機体の一部部品をトルコが供給する共同作業を含む契約である。

・これまで、トルコは米国に契約通り14億ドルを支払い、4機のF35を受け取っている。

 契約通りトルコのパイロットは米国でF35の操縦訓練に入っている。

・契約通り、時計の針のごとく商品代金を支払って居る顧客に突然商品の受け渡しを拒否するのは
 "強盗(robbery)”である。


NATO同盟国間に常識を越える制裁が生じるのか。

双方、外交言辞を超えた口論となっている。


バイロン

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熱気と生命:インド大陸の熱風 [社会、文化]

米国MIT大学の研究機関。

インドの気温の推移を追う。

ここ数年、3月から7月の暑気季節(モンスーン前)の"最高気温”が上昇を続けている。

国家が発する高温危険警報の数が10年で40倍になった。

この間熱気で5000人以上が死亡している。(今年は既に100名)

先月デリーで48度Cを記録、デリーでの最高気温となった。

首都西方ラジャスタン州チュルで国の最高気温に近い50.6度Cが記録された。

MITでは、高気温と人間の生存可能性(survivablity)につき検討している。

ヒトが生きられる限界環境は何か。

湿気の効果を除いてヒトは気温が35度Cとなると自然発汗では体温を下げられなくなる。

湿気の影響は悪い方に作用する。

インドの気温上昇の将来。

多くの地域が"生存不能地帯”の異常事態となるかも知れない。


バイロン


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次の戦争は産業IoT:フアウェーの準備 [テクノロジー]

世は高速5G通信時代へ驀進中。

トランプは専門家から自国、米国の技術的劣勢を教え込まれて、5G商域から中国のフアウェー排除を一時解除。

これを受けてフアウェー会長は、次は、5Gのさきに控える"産業IoT"の戦いだとし、亦トランプが戦いを仕掛けて来ようが、何時でも受けて立つと宣言。

フアウェー社は、5G環境に必要な機器、ノウハウに関し世界最多数の国際特許を有し、次世代国際5G基準作りのリーダーとなりうる最有力企業。

無人自動車、無人工場、等、"産業IoT"の新時代では膨大なデーターを素早く移動し、解析する"高速接続性"が鍵。

即ち5Gこそが勝負を決める。

フアウェー社のIoT分野での米国の競争相手は:

・同社の”オーシャン コネクト IoTプラットフォーム”がアマゾン、グーグル等のクラウド プロ ヴァイ ダーと競合。

・同社製のIoT通信チップがカルコム、インテルと競合。


バイロン



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英中関係悪化;香港の民主主義 [アジア]

香港の民主化デモ。

英国政府は、香港政庁の高圧的デモ抑制行動に反対。

これに反発して、昨日駐英中国大使はロンドンで記者会見、下記を強調。

・英国政府は、間違った側を支援している。
・英国政府は、デモの暴力を認める間違いを犯した。
・英国政府は香港の国内問題に不当に介入している。
・香港は中国の特別行政区域である。かっての様に英国の植民地では無い。
・英国政府の非難は偽善的だ。香港に自由も人権も無いと非難するが英国の植民地時代は一度も選 挙を許さず、デモも禁止していたでは無いか。

これに対し英国政府は、大使発言は”全面的に甘受出来ない(totally unacceptable)"と反発。

大使を外務省に召喚すると発表。

バイロン




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