SSブログ

英国ジョンソン内閣 [欧州]

今週、EU離脱の大混乱で保守党党首交代―新首相の就任を迎える英国。

全国保守党党員の投票で前外務相ジョンソン氏が新首相となる公算が高い。

現在英国議会の保守党の優勢は、北アイルランドの民主連合党(DUP)10名を含め、僅か3議席に過ぎない。

その上、党内に反ジョンソンの勢いは伸びつつあり、彼の有無を言わさぬEUからの強行離脱(無協定離脱)に反対し、ジョンソンが首相となったら即時、離党すると宣言している議員(現蔵相ハモンド氏を含め)が後を絶たない。

ジョンソン一派は、従い、早期議会解散、総選挙への選択を検討し始めて、新内閣はさながら選挙対策本部の様相を呈しそう。

EU離脱で生じた英国史上最悪の大混乱は沈静どころか、逆に激化する勢い。

バイロン


nice!(0)  コメント(0) 

アメリカ政府借入限度拡大 [アメリカ州]

アメリカ議会夏季休暇を控え、下院議会議長、共和党代表のペローシと財務長官ミューチンとの間に、現在議会が承認している政府借入限度額12兆ドルを再来年まで必要に応じ拡大する合意ができた模様。

これで、繰り返される政府負債―公的負債―と政府閉鎖の騒ぎは少なくとも次期大統領決定までは回避される。

その間、政府負債がどれほどに増えるかは予断不能。

既にトランプの極端な法人税、所得税減税で政府収支は悪化を続けている。

党内にスモールガヴァメントを標榜する”テイー パーテイー”一派を擁する共和党、財政規律を求める常識派だが、今回合意に反対の声は聞こえない。

また、民主党を率いるペローシ女史の立ち位置が話題となる。

バイロン


nice!(0)  コメント(0)