独立へ：スコットランドの総選挙

英国の総選挙は12月12日。

スコットランドはロンドンの下院議会に59議席を割り当てられている。

現在第一党はスコットランド国民党（ＳNP）で59議席中、35議席を確保しており、スコットランド首相(first　minister）はSNP党首、サージオン女史。

彼女の総選挙に臨む2公約は：
・EU離脱反対
・スコットランド独立の国民投票実施

スコットランドの保守党は､ブレシットの混乱を捌けない､と不人気。

労働党はブレシットに関して主張が揺れて不人気。

それに､元々､EU離脱反対の意思表示は2016年の投票で明確。

来月の総選挙、SNPは59議席全て奪うと意気軒昂。

ジョンソン首相はスコットランドの独立は断固阻止すると繰り返す。

バイロン

トランプ パリ気象協定脱退

188カ国が合意している国連管理下のパリ気象協定。

"産業化時代"以降の気温上昇を2度C以下に抑える協定。

米国トランプ大統領は協定が米国に経済的被害を与えるとして、協定からの脱退を表明してきた。

米国政府は昨日、国連に正式脱退手続きを開始した。

規則にょり昨日が手続き開始可能な最短期日。

完全に脱退するのに1年掛かる。

後進国への環境援助資金の提供等、脱退により消滅する義務は多い。

奇しくも､トランプの脱退が正式になるのは来年の米国大統領選挙日。

トランプの気象に関する姿勢に倣い､パリ協定を批准していない大国はロシアとトルコ。

現在米国の温暖化ガスの放出量は世界の15％。

バイロン