新EU委員会議長レイエン女史の立ち位置

次期EU委員会の長となるレイエン女史は前ドイツ防衛大臣。

東西ドイツを分けていたベルリンの壁崩壊３０周年に記念講演。

主旨：

・"ソフト外交"の時代は去った。今後欧州は軽い言葉で無く､"力を含む"言葉を使う。

・マクロンフランス大統領がNATOを脳死状態と評価したが､反対である。
　NATOは欧州の平和に貢献している。

・環境保護につき､全力を傾注する。
　EUメンバー国を法的に拘束する"EU環境憲章"を成立させる。

・中国との貿易は､中国が欧州の法規、規則に従わねばならない。

・欧州には自由､法の秩序、民主主義、違ったライフスタイルがある。
　欧州は年を取り､人口を減らしているが.これらは中国とロシアの若者が手に出来ないものである。

・ブレシットはEUに団結の重要さを教える教訓である。欧州の団結は強化された。


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激化するイラク民衆デモ

先月末から起こったイラクの首都バグダッドの市民デモ。

昨日も数万人が政府交代を叫びデモは激化している。

治安警察は､実弾を使い､昨日も最低５名の市民が命を落とした。

先月から死者は２９０名に達した。

IS戦争が終結して２年、バグダッド市民は平和により職も得られ生活向上を期待したが実態は悪化の一途。

水道電気の提供にも事欠いて若者の失業率は危機状況。

原油生産は復旧しているのに市民生活はまるで向上しない。

汚職政府を即時追放する。

デモ隊は米国、イスラエル、イランの政治介入も元凶だと、彼らの外交施設、企業に攻撃をかける。

市民の鬱憤は一挙に爆発している。

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人種紛争：イタリアの加熱

人種間の抗争が目立つイタリア。

８９才の国会議員、セグリ女史はユダヤ系イタリア人で戦中ドイツの教師収容所の生き残り。

彼女にユダヤ人非難の脅しが日々続き、生命が危機にさらされていると、イタリア警察は　彼女の身辺警護を決定。

イタリアにはユダヤ系住民が３万人。

今年先月までにユダヤ系に対する暴力事件が２００件にもおよび､昨年の１５０件を超えている。
　　

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公開公聴会

来週より米下院議会でトランプ弾劾審議が公開で行われる。

共和党意見を入れて､これまで非公開の公聴会がテレヴィ放映を含めて､公開される。

これまでの非公開公聴会記録約３０００頁も公開された。

民主党が過半数を占める７つの委員会が証人を喚問する。

全米のメデイアは弾劾一色に染まっている。

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