トランプ納税記録：最高裁へ？

ワシントンDCの州裁判所はトランプ大統領の税務事務所マザーズにたいし､大統領の納税記録の連邦議会への提出命令を発した。

トランプは同判定に異議を唱えて､州巡回連邦控訴裁判所に差し止め要求。

昨日、控訴裁判所はトランプ要求を退け判事全員一致で､州裁判所命令を支持した。

これに対し､トランプは異議を申し立て、連邦最高裁判所に判定を求めると表明。

争点は､先の選挙選中、トランプのポルノ女優とモデルとの性的関係につき､トランプが二人の口止め料を選挙資金から、支払った選挙法違反疑惑。

トランプは行政府の長たる大統領の地位は不可侵で､議会の政治的要求に服することは出来ぬと主張。

尚､トランプの過去の納税記録の公開を求める訴訟は他に数件ペンデイング。

歴代大統領で納税記録の公開を拒絶したのはトランプだけ。

バイロン

新事実：トランプーソンドランド電話

昨日始まった米国以下院議会のトランプ弾劾公開公聴会。

代理ウクライナ米国大使テイラー氏の証言で､トランプ自身が､米国EU大使、ソンドランドに電話して、ウクライナ大統領がバイデン捜査に乗り出す様、指示していた事が判明。

動かなければ米国の軍事援助を差し止めると指示していた。

トランプの直接電話を傍聴したウクライナ米国大使館員が居る。

彼は公聴会に召喚され証言する。

これまで隠されていたトランプ"直接"関与の事実。

ソンドランドは札付きの買官の例で不動産屋、トランプの大統領就任式に１００万ドルを寄付して、EU大使職を手にしている。

外交知識皆無、官庁務め経験無し。

昨日の公聴会を通じて､トランプの違法行為は明々白々とメデイアは一斉攻撃。

共和党の作戦は､証人の全ての証言が伝言に過ぎず、大統領の"犯罪”はでっち上げだとする防御に終始した。

トランプは記者団に､ソンドランド大使を”殆ど知らない”、電話などしていないと素っ気ない。

バイロン