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アラムコ株の公開 [経済]

愈々、世紀の大上場劇、サウジ国営石油会社、アラムコ株の売り出しである。

事実上、国王である皇太子モハメッドはアラムコ株の国内証券市場への一部公開を決定した。

問題はアラムコの総資産の算定が出来ていないこと。

皇太子は2兆ドルを主張しているが、専門筋は1.5兆ドルでも過大評価だと厳しい。

総資産が不明だと正確な株価評価が出来ない。.

皇太子は、最終的に750億ドルの配当を支払えると言明している。

総資産2兆ドルとすれば配当利回りは3.75%となる計算である。

現在国際石油メジャーのシェル社株の利回り(配当率)は6%、エクソンモービル社は5%を超えている。

比較するとアラムコ株は魅力が無い。

来週にも実施のアラムコ株公開は皇太子の最終希望公開率5%の一部で1ー2%となりそうだが、皇太子の猛烈な売り込みで国内資産家は強制的に買い取りを求められている。

亦、インド始め多くの国の国家投資ファンドに、購入を求めている。

バイロン
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テイルベリー港:死亡者はヴェトナム人 [欧州]

先月英国エッセクス州テイルベリー港にフェリーで到着したトラックの冷凍庫に39名の窒息死体が発見された。

これまで、31名の男子、8名の女子が全て中国人だと思われたが昨日、州警察は、全員ヴェトナム人だと発表。

バイロン
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カネが続かぬ:オルーク候補退出 [アメリカ州]

広い選挙区、厳しい競争。

米国大統領選挙は途轍もないカネ喰い虫。

不思議な慣習で大統領任期の半分の時間が次期選挙戦に消費される。

膨大な運動員を抱え、最近とみに重要となったテレヴィによる宣伝戦。

その費用は寄付金で賄われる。

寄付金の集まり具合が候補者の当落の目印となる。

集金能力が米国政治の根底にある。

さてアイオア コーカスを控えて民主党の大統領候補選びが過熱している。

候補者は公開討論会に、集まった寄付金が多い順に出場できる。

昨日、元テキサス下院議員オルーク候補が選挙戦から退出すると声明。

選挙資金が底をつき、寄付金が伸びない。

選挙戦を続ける軍資金が切れた。

オルークは銃社会の変革を主調し、市民の手にある攻撃用銃器の国家による強制"買い上げ"を提唱し注目を浴びていた。

バイロン
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