英国パブの行方

酒好きの国民性、イギリス。

全土に英国伝統のパブが４７、０００店ある。

コロナ風邪対策で先月２０日より、閉店の憂き目である。

いきなりの施策で、パブのオーナーは地下室に造醸業者から何時もの通りビールの樽を多量に仕入れて貯蔵してしまった。

閉鎖命令で客が来ない。

最も人気のビター　ビールの賞味期限は３週間、次に人気のラーガー　ビールは６週間である。

パブ再開の目途は立たない。

折角のビールが無駄になる。

大手、造醸業者(ハイネケン、ギネス等）は開店が許可されたら全て無料で差し替えるとする。

しかし、問題がある。

味の向けたビールを河川や貯水場に流して処理しないといけない。

何しろ恐ろしい量のビールである。

前代未聞の大作業で安全性を確保する公的審査、許可がいる。

誰が処理の責任を取るのか。

それよりもパブのオーナーに深刻なのは、客が来ないので収入が無い。

店を手放さなくてはならない苦境である。

休業補償を政府とネゴる。

見通しは立たない。

バイロン

アフリカ人追放:中国のコロナ対策

中国は武漢に発生したコロナ風邪の国内感染は封じ込めに成功しつつある。

習近平主席は、海外からの第二の伝染に注意を喚起する。

南西端の広東州。

中国の外交指針でアフリカ大陸と中国の外交経済関係は強化の一途をたどってきた。

すでにアフリカ大陸に移住した中国人は100万人。

広東州はアフリカからの出張者(短期商業ヴィザによる）の玄関口で年間30万人が出入りする。

同州の深圳、広州市にはアフリカ人の居住地が出来上がっている。

しかし、突如発生した、アフリカ人排斥の動き。

アフリカからの入国者にコロナ患者が次々に発見される。

アフリカ人はホテルの宿泊を拒絶される。

大家からアパートを追い出される。

これまで鬱積した”黒人嫌い”が爆発している。

住民の暴力行為が頻発。

広州市では、アフリカ人のホームレスが急増。

不気味な光景が突如、現出している。

バイロン

インド全国ロックダウン延長

先月24日インド　モデイ首相は13億人の全国民に4月14日(即ち明日）まで、外出禁止、不必需品扱い店舗、企業の全面営業停止、航空機、列車の運行停止等のコロナ風邪対策を発令。
全インドの”完全封鎖”を実施した。
数100万人の国内の出稼ぎ労働者は職を失い、帰郷する足を失って、暴動化していた。

一方、防疫効果だが、検査制度、医療現場の未整備等あり、正確なデータは無い。

昨日モデイ首相は全州知事とテレ会議。

明日に迫った封鎖解除期限を”取りあえず”延長を決定。

詳細はこれから。

バイロン

欧州最悪か：英国コロナ風邪死亡数

本日英国の病院におけるコロナ風邪患者の死亡数が一万人を超える。

私的養老院、慈善設備、自宅での死亡者は把握できず勘定に入らない。

現時点で欧州のコロナ風邪死亡者数は、イタリアが19,000人でワースト。

以下スペイン、フランスと続き次に英国。

死亡患者数の増加率は英国が悪い。

政府科学アドヴァイザー、ジェレミー卿は近く英国が欧州最悪国となると予言。

尚、同氏はドイツの死亡者数が3000人を超えず他国と明快な差をつけている事由にドイツの検査制度の充実を上げる。

病疫波及の現状把握が再重要で、医学施設、政府も事実に副った対応が可能。

同氏は、ワクチンが秋には発見されようが、多量製造、一般の予防接種には一年は掛かろうと予測。

バイロン

シェイル オイル：大型倒産

北ダコタ州、シェイルオイルの巨大油田地帯、バッケン地方に飛ぶ鳥を落とす勢いで成長してきたフイッテイング石油。

2020オイルショックの油価激落で、ついにチャプター11の保護を求め破産した。

シェイルオイル生産者で初の大手の破綻となった。

株価は一年前から95%も下落していたが、破産申請で、跳ね上がった。

破産保護下で生産を継続し、いずれ油価の反発で利益が出るとの予測がある。

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