ロシア オンライン 抗議デモ

油価、ガス価格の低下で国家財政が傷を負っているロシア。

追い打ちをかけるコロナ風邪の襲来。

労働者の移動を禁じるロックダウンで、前代未聞の経済混乱に面している。

多くの企業は閉鎖され、一方政府は閉鎖後も、従業員給与の支払い継続を企業に課しているが企業の体力が持たず、政府は徐々に、給与補填の財政支出を行ってきた。

しかし、国庫の欠損は深刻。

他方、プーテインは大統領任期を、２０３６年まで延長できる”プーテイン永久政権”を含む憲法改正を強行しようとするが、国民の反対は根強い。

コロナの不況が反対を増幅してきた。

先週から、ユーチューブの地図情報アプリを利用した、ヴァーチュアル　民衆デモが始まった。

”国民は飢えて死んでいる”、”１９１７年(ボルシェヴィキ革命）が繰り返されるぞ”等のスローガンが飛び交う。

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コロナと人間心理:ニュージーランドのファースト フッド

コロナ風邪封鎖を緩和したニュージーランド。

６週間の厳格なロックダウンの後、昨日、一部のレストランの開業を許した。

最大都市、オークランドではハンバーガー店に群衆が殺到。

ドライヴスルーには車の列が長く並び交通麻痺。

ついに、警察の出動となった。

店でのテイクアウェイの注文に２メートルの間隔を置いて行列しなけらばならない。

だが群衆の多さに、規則は完全無視。

外出禁止で封じ込められた人間心理の解放感の爆発。

政府は、即時、ハンバーガー店の注文は予約制とするよう新規制。

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コロナ ワクチン開発競争

ドイツ　マインツの医薬品会社BioNTechはアメリカの最大医薬企業Pfizerと共同してコロナ風邪ワクチンの共同開発を進めてきた。

ドイツ政府は先月２２日、テストワクチンBNT162 の人体実験を許可。

２００名の１８歳から５５歳の協力者に投薬実験を開始している。

Pfizerは昨日声明を発し、アメリカ関連当局の許可を待ち、アメリカでも同テストワクチンの臨床実験を行い、年内に”数百万”、来年に”数億”のワクチンを生産できる、と表明。

英国、オックスフォード大学（ Oxford University's Jenner Institute in the United Kingdom）では先週から、開発中のワクチンの人体実験を開始している。
同大学では、９月にもワクチンの一般使用が可能になると発表している。

既に、欧州では６機関で臨床実験が開始されており、追加して、実験許可待ちは８０のワクチン試薬。

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