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250年前の今日:豪州とクック船長 [アジア]

1770年4月29日。

イギリスのクック船長はエンデヴァ―号を率いて豪州シドニーのボタニー湾に到着。

250年前の今日は、現代豪州の始まりの日とされる。

本日予定されていた盛大な式典はコロナ騒ぎで多く解約されている。

しかし、コロナ風邪ばかりが原因ではない。

豪州国立博物館では、250年前のクック船長上陸につき資料を集めてきた。

船長は、都合、8日間滞在した。

その間,先住民に銃弾を浴びせて一人を負傷させている。

銃の威嚇で追い払っている。

その17年後、イギリスは英国本国の罪人の放逐場所として豪州に船団を送り始めた。

”牢獄植民地”の始まりである。

クック船長の豪州”発見”は先住民を無視した英国の残忍な植民地政策の始まりだと非難が強まる。

本日に予定された種々の行事はキャンセルされたが背後に先住民問題がある。

50年前の本日、イギリス本国はエリザベス女王を豪州に送り盛大な200年記念行事を繰り広げていた。

バイロン
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スペイン コロナ封鎖解除策 [テクノロジー]

昨日スペインのサンチェス首相は国民へのテレヴィ会見で、5月11日から、4段階に分けてコロナ風邪に対する各種封鎖規制を、緩和すると発表。

4段階は6週間で、”新時代(new normal)”に到着する。

念の為、最悪8週間を予定する。

5月11日からの第一段階では、レストランは戸外のテラスでの営業を許可。

但し、面積の三分の一のみ使用の事。

ホテルは、容量の三分の一まで営業再開許可。

小店舗の再開を許可するが、入店の顧客は予約制とする。

商業センターは開店不許可。

教会は座席三分の一までの収容人員を条件に閉鎖を解く。

6週間の移行期間は、県の境を超えるヒトの移動を禁止する。

等々、細かいステップを表示している。

バイロン
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フランス コロナ封鎖緩和へ [テクノロジー]

フランス政府は昨日、コロナ風邪封鎖の緩和につき下記の具体策を発表。

・5月11日より店舗、建物、会館の閉鎖を解除。
 但し、カフェ、レストラン、美術館、映画館は当面閉鎖を続ける。

・5月11日より地方交通機関は閉鎖解除。
 首都パリは地下鉄、バスを常時の70%まで運行回復。
 ラッシュ アワーの混雑を避けるため企業は通勤時間を調整する事。
 乗客はマスクを着用の事。
 長距離旅行は緊急業務、緊急家庭事情を除き避ける事。

・5月11日より幼稚園、小学校を徐々に開放する。
 但し、教室は生徒数を15名以下とする。
 登校は親権者の同意が必要。

・海浜は6月1日まで閉鎖継続。今年のプロフットボールは開催しない。

・上記緩和策は一週間前の5月4日に各県の状況を見て、県ごとに実施か否かの最終決定を行う。
 判定の基準は1)新規感染者数、2)コロナテストの充実、改善、3)病院によるコロナ患者の
 受け入れ能力とする。

フィリップ首相は、上記緩和策はフランスが経済的”破滅”に陥らぬための処置だと強調している。

バイロン

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