中国施政方針:全人代の李首相

1週間の北京の全人代議会。昨日、李首相は下記演説(主要一部）。

・本年度の経済成長率を"少なくとも”6％とする。
　(注:昨年は表示無し。今年は各省の公債発行限度を管理し実現）

・軍事費増額。昨年より6.8％アップの1.35兆元（2100億米ドル）。
　一昨年の6.6％アップに次ぐ大幅増額.(注：トランプの対中強硬姿勢で､中国は特に海外の軍事体制の
　強化に努めている。）

・5年間、R&D支援の財政支出を毎年7％増額する。海外の技術依存から脱却する。

・都市部の雇用創設と住民移住に注力する。

・CO2排出量は本年中にピークとする。


バイロン

1.9兆ドル”バイデンコロナ救済法””成立へ

最大の選挙公約、バイデンのコロナ救済法。

GDPの10％にも及ぶ1.9兆ドルの超大型、緊急財政支出法案。

昨日、徹夜の審議を経て､50-49で上院を通過した。

共和党は全員反対。一名の議員は親族の葬儀で欠席。

国民一律の現金給付、失業補償の拡大継続、州への補助金拡大、中小企業、困窮家庭への税控除等盛りだくさんのコロナ被害対処法。

尚､最低賃金時給15ドルの連邦法定については､民主党内にも企業負担が大きすぎると異論が出て､消去された。

明日より､上院案を下院で承認の上15日までにバイデンの署名となる。

尚､下院は民主党が優勢だが差は10議席の僅差。

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