クワッドと米韓関係：国務省、中国香港に制裁

米国国務、国防長官の韓国訪問。

米国は、クワッドの姿勢として、韓国が対面する二つの脅威、即ち、中国の覇権圧力と北朝鮮の核の脅威に、抵抗すると強調。日米韓の協力の重要性を強調。

韓国は米韓の関係維持、強化が重要と反応。

昨日、米国務省は、香港の選挙法改正で、香港市民の政治的自由が更に束縛されるとし、改正に関係した中国､香港政庁の25名を制裁に課した。

ブリンケン国務長官は本日、韓国からの帰路アラスカ州アンカレッジで中国外相王毅と会談に臨む。(オーステイン国防長官はインドへ。米印の軍事協力の協議に入る。）

バイロン

ロシア駐米大使召還

バイデン大統領はABCのインタビュー下記発言：

・先の米大統領選挙戦でロシアが、ベラルーシを脅し、トランプ再選のために違法な介入をし、
　自分と息子の信用を傷つける行動を採った。ロシアには必ず償いをさせる(pay　the　price）。

・反プーテイン活動家ナバルニー氏は毒殺の危機から逃れたが.同氏の殺害につきプーテインの指令が
　あったと思うか、プーテインは殺人者(murderer)と思うかと聞かれ、“そう思う（I　do)と応えた。

ロシア政府は昨日、駐米大使、アントノフをモスコワに召喚。

ロシア外務省は、米ロ関係が“袋小路”に陥っている。

善後策の協議のため大使を召喚した、と発表。

バイロン

イラン原油中国へ輸出増加

米政府の調査で、イラン原油が中国に”密輸され”その量が増加している。

前トランプ政権は2015年にイラン核協定から離脱し、イランに原油禁輸の制裁を課した。

イランは種々手段を講じ、制裁を破っている。

トランプ政権は、中国国営石油会社、船会社にイラン原油の制裁破りの輸入につき、懲罰制裁を付してきた。

今回、政府調査で中国は2月に、約48万BDのイラン原油（コンデンセイトを含む）を密かに輸入し、今月は100万BDに達する勢い。

イランは、中国への原油価格を“特別に”値引きしている模様。

バイロン

SPAC(special purpose acquisition companies )の爆発

庶民の投資機会が広がる巧妙な仕組み、特別目的買収会社（SPAC-special purpose acquisition companies ）が爆発的に誕生している。

ヲールストリートから、欧州に飛び火しアムステルダムで急成長。

既に欧米で今年の3ヶ月以内だけで昨年設立の会社数を超え、全世界で集めた資金も800億ドルを超えて昨年一年間の集金額を超えている。

低金利、市中にだぶつく余資で機関投資家、個人投資家も新規投資の窓口を求めている。

"SPAC”は広く資金を募る投資会社で、未公開企業の買収を目的とする。

投資家は少額の投資が可能。

株式市場に大きな刺激となる新しい花が咲いた。

バイロン