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千里の道:米中アラスカ会合 [バイデンのアメリカ]

今世紀最大の分水嶺か。

米中関係はトランプの支離滅裂の独善外交で史上最悪の状況にある。

バイデン新大統領は、明日は初のクワッド(4カ国)サミットを主催する。

日豪印のトップと語りあう。

4カ国の対中政策、アジア集団安保体制作り、の摺り合わせである。

それに従い、来週はブリンケン国務長官、オーステイン国防長官が日本を初訪問。(ブリンケン長官は韓国も訪問。オーステイン長官は東京の後インド訪問予定)。

ブリンケン長官は帰国途中、アラスカ州アンカレッジで、18日、中国外相王毅と接触、会談する手筈が出来た。

昨日、ブリンケン長官は連邦下院議会外交委員会でアラスカ会合につき下記の通り証言した:

・王毅外相に米国が持つ全ての懸念につき、明瞭に伝える重要な機会。
・今回の接触は一度限りで、次回の開催は中国側から米国の懸念につき前進的反応がある場合に限り
 考慮する。

通商関係の他、インド太平洋海域の主導権争い、新疆ウイグル族、香港の人権問題、台湾の防衛、環境問題、防疫問題、その他その他、両国には問題が山積して、解決には千里の道を行く感がある。

アンカレッジ会議はその第一歩となるか。

バイロン




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カネ蔓を絶て:ミヤンマー軍政トップ家族に制裁 [アジア]

“武器は十分、カネもふんだんに持っている。経済は中国と密着して心配はない。要するに、ミヤンマーは“西欧”の助けは要らないし反対を聞く必要が無いのだ。” 

伝えられるミヤンマー軍政府首脳の傲慢な嘯き。

識者は、この発言が正しく軍政府の心情を現していると見る。

昨日、米バイデン政府は新規に、軍事クーデター政府の長となっているミン アウン フライン将軍の二人の成人息子と彼らが所有する6社に制裁を課した。
トップのファミリービジネスを叩く。
息子達の企業はレストラン、建設、情報企業。

軍政府のフライン将軍の周辺の軍幹部はそれぞれ、企業との癒着が強く.米政府は、今後国営企業、特にミヤンマー オイル ガス社(MOGE)と軍部の関係にメスを入れる。

汚職軍政には個人的カネ蔓の切断がもっとも効果ある制裁だと認識している。

バイロン
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米国コロナワクチン種痘現状 [テクノロジー]

本日現在、米国のコロナワクチン種痘実施の状況:
・3200万人が種痘を受けた。
 ファイザー社.モデルナ社製の2服ワンセットの、2服か一服、または一服で済むJ&J社製   
 を受種している。
・バイデン政府は、J&J社製ワクチンを1億服確保したと発表。

バイロン
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バイデン最初の勝利:コロナ救済法 [バイデンのアメリカ]

昨日米国下院議会は、バイデン政府最初の大仕事、コロナ救済法ー1.9兆ドルに及ぶ財政出動案件ーを承認。

但し、たった一名の共和党議員の賛成も無かった。

本法案は明日にもバイデンの署名を取り付け、実施される。

本法案の主要点:
・全国民に一律1400ドルの現金を給与する。一時払いでリピートは無い。
・現行の失業補償、週300ドルを9月まで継続する。
・3500億ドルを各州、地方自治体に給付する。
・1300億ドルを学校再開費用として給付する。
・490億ドルを、コロナウイルスの解析、ワクチン開発に使用する。
・140億ドルを、種痘徹底の為の必要費用として提供する。

尚、最低賃金に関しては、現行の時給7.25ドルは据え置き、15ドルへの嵩上げは見送られた。

バイロン
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