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ロシア年金改革反対デモ [ロシア]

ロシア プーテイン政府は年金改革を発表。

全土に共産党主導の反対デモが巻き起こっている。

昨日モスクワでは10万人が集まった。

プーテイン改革案は;

 ・年金受領年齢を現行の男子60歳から65歳に遅らせる。
  女子は現行の55歳から63歳に。

 ・経過時間を置き、徐々に遅らせて最終年度は2034年。


(世銀調査でロシア人の平均寿命は2003年時点で65歳。
 2016年時点で72歳。)

共産党の反対の趣旨;

 ・現状ロシア男子の平均寿命は67歳で女子の平均寿命77歳と10歳も違う。

 ・即ち、ロシアの男子は”60台で死に絶えている”。

  今回の年金受領年齢の引き上げでは、男子は”墓に入ってから”年金を受け取ることとなる。

 ・プーテイン案は国民の富を恩恵を与えずに一方的に簒奪する暴挙だ。


歴史に名高い”民衆決起”。

プーテイン案は秋口の議会(デューマ)で審議される。

バイロン



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トランプとアメリカ [アメリカ州]

11月6日のアメリカ中間選挙。

435議席全ての下院議員、100議席中35名の上院議員、36州の知事の改選選挙。

連邦議会で、野党民主党が多数を奪回するには、下院で24議席を、上院で2議席を共和党から奪取せねばならぬ。

トランプ旋風の吹き荒れるアメリカ。

2年後の大統領選挙に向けて、今年の中間選挙の行方は特に重要。

バイロン
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来年3月29日;イギリスと食糧 [欧州]

イギリスで日常消費される生鮮野菜、果実の約3割がEU各国から毎日、汽車、トラック、乃至空輸されている。

来年のEU離脱の”その日”は3月29日。

その日までに正式にイギリスとEU間の離脱後の通商関係が決定していないと、”崖から落ちる”ハード離脱の事態となり、イギリスはアフリカ諸国と同じ一般外国の立場になり下がる。

一般外国並みに通関審査、関税支払い等の作業を経なければ生鮮食料が入らない。

メイ内閣は、”間断なく食糧、食品が輸入されるよう努力する”と繰り返すが、市場では既に、パニックの気配。

バイロン
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トランプとゴルフ [アメリカ州]

執拗にトランプのゴルフ遊びを追っているブロッグVoteVetsは先週のブロッグで;

・トランプは大統領就任以来、過ごした”大統領の時間”の5分の1に当たる123日をゴルフに過ご した。

・トランプは選挙戦中に”自分はオバマのようにゴルフはしない。国民の為に遊んではいない”と強調 してきた。

・しかるにトランプは就任以降、オバマとは比較にならず、ゴルフ遊びばかりで、世界各地で戦っ ているアメリカ軍兵士の慰問をただの一度もおこなっていない。

・トランプのゴルフ遊びに国民の税金が7200万ドル浪費されている。大統領専用機費用、警備 費用、その他詳細に調べ上げた。

これに対して、ワシントンポストが反応している。

主に、浪費されたとする税金の額につき、関心を示して、同紙も”浪費額”の算定に乗り出した様子。

バイロン
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ドイツ中国を拒否 [経済]

中國現政権の経済基本路線、"Made in China 2025”はハイテクの海外からの導入に躍起。

特にドイツハイテク企業が狙われている。

今週ドイツ政府は、中国企業による2つのドイツ企業買収案件を、”国家安全保障”の名目で阻止。

一つは、配電ネットワーク会社、一つはエンジニアリング会社。

バイロン
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マレイシア汚職の暗雲 [アジア]

マレイシア国富ファンド カザナ ナショナルは国内主要企業の株、社債を多量に保有している。

マレイシア航空、テレコム マレイシア、テレヴィのネットワーク、アストロ マレイシア等々だが問題は同国第二の銀行CIMBにも大きなステイクを有する。

同銀の総裁は、現在大疑獄の中心人物である前首相ナジッブの実の弟。

同銀は昨年、財務省保有の証券類を4億ドル相当買い取っている。

買い付け資金が前首相の疑惑の焦点である国富ファンド,1MDBの負債解消に横流しされた疑いがある。

昨日、カザナ ナショナルの総裁以下、全役員が揃って辞表を提出。

巨大ファンドが一挙に舵を失う異常事態が生じている。

バイロン
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世紀の茶番劇;米ロサミット [国際]

先のヘルシンキにおけるトランプ―プーテインさしのサミット会談。

アメリカ側はトランプの他通訳一人だけ出席。

結局、両巨頭間に何が話されたのか公式記録が無い。

他方、プーテインは会議内容を密かに録音していた疑惑がある。(会議内容の幾分かがロシアメデイアにより公開されている。)

会議後、トランプは自国の法務省が先のアメリカ大統領選挙でロシア政府職員12名が違法に選挙妨害したとし訴追している事実を無視して、プーテインが”強く”介入を否定したと、自国の法務省を無視しプーテインを”信ずる”姿勢を示した。

また、トランプは10月にプーテインがアメリカを訪問すると表明。

これに対し、さすがの共和党議員連も一体ヘルシンキでトランプはプーテインに何を約したのか、何を譲歩したのか明確にしろと騒ぎだしている。

議会では昨日サミットに参加していない国務長官を招聘し、会談内容を聴取しようとしたが、長官も曖昧。

従い、議会ではヘルシンキサミット出席の通訳を議会に招集し、彼女から会議内容を開陳する様、強要する算段まで画策中。

昨日は、トランプの国家安全保障顧問ボルトンが突如記者会見し、プーテインの訪米は来年1月にずれ込むと発表。

議会も(国務省まで)知らされず、驚愕して混乱状況。

バイロン
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今度はトルコに喧嘩腰―トランプ [国際]

トルコに在住のアメリカ人、キリスト教牧師をスパイ容疑で逮捕し2年間牢獄に繋いでいたトルコ。

アメリカ政府は彼の釈放とアメリカへの帰国を求めてきた。

今週、トルコは彼を牢獄から解放したが自宅監禁とし、帰国を許さなかった。

これに対しトランプは例の如くトウイッタ―で”この神の子を即時帰国させよ”とエルドガン大統領に要求。

ペンス副大統領はトランプのツイッターに続き”即時帰国させよ、さもなくばトルコに最大の制裁を加える”と重大な”トウイッタ―”恐喝。

これに対し、エルドガン大統領はかねてよりアメリカ在住のトルコ人牧師グーレンを2016年のトルコクーデターの首謀者として引き渡しを求めているが、トランプはこれを許さない。

エルドガンはトランプ、ペンスの攻撃に”トルコも同様の要求がある”と反撃。

NATOの主要2メンバー間で”捕虜交換外交”に似た諍いが始まった。

バイロン
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ユーロ圏経済堅調 [経済]

昨日、欧州中央銀行ドラギ総裁は欧米の貿易戦争の不安定要素を認めつつ、ユーロ圏の経済基調は堅調に拡大しているとし、現行の公的ユーロ金利、中央銀行への預託金に拘る課徴金率を変更しないと発表。

また、6月以来実施中の中央銀行による国債購入の半減施策は継続し、本年末に国債購入手法による金融緩和策は予定通り全面終了する事を確認。

バイロン
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パニック状況;英国酷暑対策 [欧州]

イギリス ロンドンに長く生活した筆者にとり、現在同国を襲っている”熱波”によりパニックが生じる理由がわかる。

大きく北に位置する緯度で真夏でも家庭、オフィスに冷房装置が無いところが多い。

”北の国”なので、高温対策を知らない。

この度の熱波の来襲。

気象庁は長期予想を発し、イギリスの夏の気温は2040年代までに上昇を続け摂氏38度5分が常温となるとする。

下院議会の環境評価委員会はこのまま新対策を講じなければ2050年まで毎夏7000人の熱中症による死亡が生じると警告。

議会の討議は熱を帯び、政府の熱風対策が不十分だと突き上げている。

議会の討議の焦点は;

・政府は温暖化ガスの消去に力を尽くすと言うが手ぬるい。

 即効ある緊急対策が必要。

・一般の建物の耐熱、防熱装置が不在。

 至急、改善を決定すべき。
 窓が小さすぎ、建物の向きが一定方向で、室内の熱を貯める現状を改善すべき。
 種々法規の改定を要す。

・輸送手段の防熱対策が不在。
 酷暑による、鉄道レイルの変形を防止せよ。

・一般道路の防熱対策が不十分。夜間の畜熱放射による、”ヒート アイランド”対策不在。

・高年者、学童の耐熱対策を至急改善の要あり。学童の制服着用を緩和せよ。

・地方自治体に、植樹を強制し、木陰の拡大等、防熱対策に地方の知恵を出す事を制度化せよ。

・病院、研究機関、共同して耐熱処置を再検討の要あり。また熱中症患者の受け入れ態勢を完備す る要あり。

バイロン
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