トランプのイラン制裁と世界

本日を期してアメリカはイランに対し、核協定締結で解除されていた制裁を復活させた。

米ドル使用の禁止、自動車、航空機、鉱物、金属類の取引禁止、イランと取引する企業、個人に制裁、等々である。

昨日、フランス　ドイツ、イギリス外相と、EU委員会は、共同宣言。(全EU２８か国がトランプ制裁に反対）

トランプの制裁は国際協定(イラン核協定）破棄の違法に基ずく違法行為と断じ、同制裁による損害につき、アメリカ政府を訴追、損害賠償請求できる”防衛対抗手段（blocking statute）”の出動を決定。

掛け声は勇ましいが、アメリカに歯向かう企業が救われた実例は無い。

しかし、これから欧州の対抗策は徐々に実現力を備えていきそう。

バイロン