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失われた大西洋のカトリック国;アイルランド [国際]

ローマ法王フランシスは初のアイルランド公式訪問。

今週,日曜日はダブリンの欧州最大の公園、フェニックスパークに全欧州から60万人の信者が集いマスを行う。

今週ダブリンは全市が厳戒態勢。

かっては世界で最も保守的な伝統的カソリック教国だったアイルランド。

90年代に噴出した教会の僧職の幼児レイプの醜聞。悪の根の広がりに世界が驚愕した。

カソリック教会の権威は泥にまみれ、教会の核心部分、同性結婚の禁止、堕胎の禁止も、以降,急速に国民の抵抗を受けて、同性婚の承認は国民投票で全欧州の先頭を切って承認。

堕胎も合法化され、今やカトリシズムの本尊国は大きく左に傾いている。

法王フランシスは先ずは僧侶層の不始末を詫びて、新生カソリック教会の蘇生を誓う。

バイロン
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歯向かえば牢獄;ロシア式ガヴァナンス [ロシア]

永くプーテインの独裁政治に反対してきた活動家、ナヴァルスキー氏。

6月はロシア大統領選に”プーテインは皇帝ではない”とのプラカードを掲げ反プーテイン市民デモを指導し、逮捕監禁された。

ロシア主催のワールドカップ直前に開放されている。

本欄で指摘したプーテインの年金改革案。

反対する共産党主導の市民運動は力を伸ばしている。

9月にデユーマ(議会)の審議が始まる。

ナヴァルスキー氏もプーテイン案に反対して独自の市民運動を起こしており、また来月に行われるモスクワの小自治区長の選挙でプーテイン一味の候補者に反対する運動を行って来た。

その彼は昨日、また逮捕された。

彼の秘書によると、逮捕理由を告げられず自宅から”警官”に連行され、携帯電話も没収されている。

彼は自ら6月の大統領選に出馬せんとしたが、過去の些細な事件を理由に候補者資格を剥奪されている。

また、ウェブでプーテインの分身たるメドヴェデフ首相の違法蓄財振り(豪華な家屋を多く所有)を空撮して暴露し名をはせた。

バイロン
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また舞い上がる埃;トランプの醜聞 [アメリカ州]

一部アメリカにトランプをマフィアのボスと切り捨てる層がいる。

CNNは本日、トランプタワーのドアマンがトランプの手先であるタブロイド紙と2015年に極秘契約を結んでいると暴露。

このドアマン、当時のトランプがメイドと不適切な関係を持ち、隠し子が出来た事を知っており、上記タブロイド紙は彼の口封じのため高額の口止め料の支払い、また遺漏した場合の巨額の罰金を決めた契約書にサインしている。

先日有罪を認めたトランプの個人弁護士コーヒンが本契約を取り仕切ったことが暴露された。

コーヒンはトランプの売春婦とモデルとの情事につき、同じく口止め料の仕切りを行っており、これも有罪の一つとなっている。(支払いを選挙資金から捻出した選挙法違反)

いずれも大統領選挙前の重大なスキャンダルで大統領選挙日前にメデイアに流れると、トランプ大統領の誕生はあり得なかった。

今季のドアマン騒ぎ、意外な爆丸破裂の口火となるか。

モブのボスが大統領席に座ってると吐き捨てる冷めた層は、ただあきれてばかりはいない様子。

バイロン
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