懲罰関税第二弾;トランプの対中貿易戦争

トランプの商務省は昨日、対中懲罰関税の第二弾、１６０億ドル相当の輸入品に今月２３日より新規に２５%の輸入関税を賦課すると発表。

７月２６日に施行された第一弾３４０億ドル相当の輸入に付加された新関税に続き、合計５００億ドル相当額の輸入に保護関税が課せられることとなる。

今回の第二弾、課税品目は２７９、主に産業製品。

新規課税に際しトランプのお得意のツイッター；

　”関税の効果は凄いだろう。地球上のすべての国がアメリカから富を奪おうとしてきた。
　俺は、言う。来たければ来い。税をかけてやるぞ。税が嫌ならアメリカで作れ。（もっと品よく　訳したいが彼の言葉は下劣に過ぎて無理）

彼は、対中貿易戦争に無茶苦茶に力が入る。

既に、年間の中国からの総輸入額５０００億ドル分につき”全て”新関税を賦課すると咆哮している。

中国の具体的反撃はこれから。

バイロン

サウジ皇太子の奇行;カナダ対策

サウジ　アラビヤの人権問題に苦言を呈したカナダ政府。

サウジ皇太子ＭＢＳの反抗行動は異常に過剰。

本欄で記したが大使の召還を初め、カナダ大使の国外追放、通商の停止を決めている。

さらに、民間航空を含め、カナダへの乗り入れを停止。

約１５００名の留学生の即時帰国命令を発し、各種団体の交流を禁止。

昨日は国営メデイア、アラブ　ニュースの社説で”カナダトルードー首相は問題解決したければ交渉団を即時サウジに送るべきだ。さもないと、カタールと同様の運命をたどるぞ”と恐喝。

返す刀で、カナダのケベク州の独立を支持すると吠え、カナダの原住民対策を非難する論陣を張る。
　　　
バイロン