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イラン問題;EUはトランプと戦うべき [国際]

ドイツ スピーゲル紙、本日の論説。主旨は下記の通り。

トランプはサウジ、イスラエルと野合しイランを”第二のシリヤの戦場”におとしめ様と明瞭に画策している。

イランは対抗上、イラク、レバノン、シリヤ、イェーメンとの連携を強化中。

トランプの中東姿勢は同地区の分裂、対立の緊張を高め、終に戦争の混乱を演出する。

これまで欧州勢はドイツを先頭にあまり中東政策に熱心ではない。

しかし、イランが第二のシリヤ化すると、戦火を逃れる難民は欧州に雪崩を打って流入する。

欧州の政治地図に大きな変化を呼ぶことになる。

今即時必要なことは、EUは傍観者的姿勢を捨て正面切ってトランプの危険な武力行使を目指す中東政策に異を唱え、変更を強制する様団結し立ち上がることだ。

団結して行動せず、時間を浪費することはトランプの術中に陥り危険極まりない。

バイロン
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マハテイール初の公式訪中 [アジア]

就任してから3か月のマレイシアのマハテイール首相は本日から初の公式訪中の途に就いた。

就任直後、前政権がコミットした、中国と共同の大インフラプロジェクトを”経済性無し”と次々に破棄。

中國との関係は急速に冷え込んでいた。

新首相として初の外遊に日本を選んでいるマハテイール首相。

今回の訪中は、主要閣僚を伴わず、取りあえずは関係改善の表敬か。

さて、何が出るか。

バイロン
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対イラン戦争体制ーIran Action Group (IAG) [中東]

アメリカ国務長官ポンぺオは国務省を核にアメリカ全省庁を網羅する”イラン アクション グループ(Iran Action Group (IAG)”を結成。

イラン レジームの”悪行を是正する”具体的方策の検討に入ると発表。

事実上の対イラン宣戦布告に等しいと報道される。

ブッシュの対イラク”偽の戦争”の焼き直しで、グループは対イラン”聖戦”事由の創作工作に入ると当然の批判が沸き起こっている。

一方、予測不能なトランプなので、11月の中間選挙で”戦争”こそが政権維持の切り札と、何をしでかすが不明と不安も増している。

トランプは友好国を含め11月にはイラン原油の禁輸を強制し、逆らえば敵味方見境なく、得意の”制裁”を課すと吠え続けている。

日本も被害者。

バイロン


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イタリーの悪化;人種差別 [欧州]

6月に船出のイタリア ポピュリスト政権。

極右のリーグ党と反体制派五つ星党の連立政府。

既に、移民反対の市街地暴力が頻発している。

生死を賭したアフリカからの難民ボートは押し返すし、国内に長く居住するアフリカ諸国民の国外退去の挙に出ている新政権。

実弾を使い、走行中の自動車から有色人種を狙い撃ちする事件が2か月に200件を超えている。

人種差別の不気味な波がイタリア全土に広がってきた。

バイロン
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