イギリス自動車産業の危機

イギリス自動車産業。

イギリス内で組み立てられる自動車の８割が海外に輸出されてきた。

約半分がEU向け。

一方、組み立てられるイギリス車の部品の半分がEUを主とした海外からの輸入。

来年３月にEUと新合意なく、突然縁が切れると、完成車のEU輸出も、部品の輸入も関税、輸出入審査の対象となり破滅的な衝撃となる。

６月の国内販売状況が明確になった。

一挙に前月比５割近い落ち込みである。

イギリスは時あたかもジーゼル車排斥の最中にあり、国内の組み立てジーゼル車の売り上げが激減。

更に,EUとの関係が不鮮明で、消費者が足並みそろえ国内車の新規購入を差し控えた。

今年の英国自動車市場、国内需要は徐々に,EU他海外からの輸入で賄われている。

バイロン

土壇場の交渉

待ったなしの英国EU離脱交渉。

メイ首相は夏季休暇中のフランスマクロン大統領を追って,EU委員会の交渉姿勢を”柔軟かつ現実的”に変えて、崖から転げ落ちる”合意なしの離脱を避けるよう懇願する。

一方、新任外相ハント氏は、EUサイドが居丈高な交渉態度を採るのは危険だと警告。

”イギリスは、ロンドンのシテイ―を超低利税天国、極小の規制体制として、EUはおろか世界から完全に独立した金融センターとして再生が可能。そのインパクトはEUに衝撃を与えることとなる。双方現実的な交渉姿勢が重要。”と脅しをかけている。

バイロン

ソシャル メデイアと選挙戦

フェイスブックは３２頁に及ぶアカウントを不正な選挙妨害として削除。

正体を隠して、偽情報をばら撒き、過激なデモを扇動する。

１１月の中間選挙を攪乱する。

同社は、情報機関と緊密に連絡を取りながら、削除に踏み切った。

フェイスブックは情報源を特定できぬようだが暗躍する複数のロシア　ソースが疑わしい。

情報化時代の鬼っ子、ソーシャルメデイア。

その技術は飛翔して、米議会、情報機関も対策が追いつかない。

バイロン