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無駄なプラステイック退治;イギリス風 [欧州]

プラステイック製品が捨てられて環境汚染源となる。

イギリスではコーフィーカップだけでも年間2億個が、捨てられてリサイクルされていないそうだ。

イギリス財務省は世論に訴えかけ、プラステイックのリサイクル、無駄な使用を防ぐにいい方法は無いかと世論聴取。

既に20万件に近いアイデイアが寄せられている様子。

どこかの国のように高級官僚のさじ加減で、国民の知らぬ間に国有の土地まで勝手に売りさばかれるガヴァナンスとは違う。

イギリスの国民へのアンケートだが、プラステイック製造業界に税を課して、税収でリサイクル費用を叩き出すのがいいのか。

それとも、税負担は、プラステイック製造者でなく、利用者とした方が、リサイクル効果が上がるのではないか、と、極めて生活感覚に近い、形の設問を用意している。

同時に、税を使わぬさらにいいアイデイアは無いかと問うている。

納税者、有権者の意向と知恵をまず聞く行政の姿は爽やかだ。

バイロン
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カスピ海協定;ロシアとイラン [国際]

予想外のトランプ効果。

先週、ロシアプーテイン大統領とイランロハニ大統領はカスピ海の扱いにつき歴史的合意。

1991年旧ソ連の崩壊で、新たにカスピ海の領海を主張する旧ソ連の新国家、トルクメニスタン、アゼルバイジャン、カザフスタンが主権を主張し、原油ガスを豊富に含むカスピ海の資源開発が順調に進まなかった。

先週これら新興国の首脳はプーテインと、ロハニと共にサミット会談を行い、下記の通り、歴史的な5カ国協定の合意に達した。

主役、ロシア、イランは激しいトランプ外交に対応する為、急接近し今回の合意となった。

・協定5か国は カスピ海にアメリカ,NATOの船舶航行を禁じる。

・ロシアは旧分子国とのいさかいを停止する。
 (トルクメニスタンは自国内の原油ガス開発に、ロシアの掣肘を受けて紛争ばかり。
 協定でロシアはトルクメニスタンと紛争を即時解決する。)

・カスピ海は”海か湖か”の論争に海との結論に合意。

 従い、今後、国際海洋諸規則の適応を受け入れる。

 今後協定国の関係は、自由航行の公海部分、大陸棚、資源の付属国、等を国際海洋法に従い順次 定める。

バイロン
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