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核協定放棄の用意 [中東]

イランの最高指導者、カメネイ導師は昨日、ロハニ大統領と彼の閣僚に下記見解を表明。

・欧州筋のイラン核協定保持の努力は実を結んでいない。

・彼らの実力を信じられない。従い、イランは同協定が破棄される事態を覚悟すべき。

・核協定は手段に過ぎない。事態がここまで悪化してきたので、イランは自ら協定破棄の用意をす べき。

・トランプの”不誠実”で”敵対的な”態度には折衝の余地はない。

トランプの一方的制裁によりイランから欧米企業、投資が引き上げを開始。

人口8000万の60%が30歳未満の若い国。

制裁以降、若者の失業率がうなぎ上りで現在25%に達した。

通貨、リアルはこの一年で6割を超えて減価中で、経済は危機状況に面している。

しかし最悪の事態は11月。

トランプはイランの原油禁輸を執拗に追い求め、世界の輸入国に禁輸を強制している。

11月に輸出をゼロにする。

イランはパニック状況で、革命防衛軍は、昨日、イラン原油の輸出が停止されるなら、ペルシャ湾から他の輸出国の原油輸出を停止すると、再びホルムズ海峡の封鎖につき警告を発した。

バイロン


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英仏ホタテ貝戦争 [欧州]

昨日、英仏海峡、フランス ノルマンデイー沖 12マイル沖で、35隻のフランスの漁船と5隻の英国漁船が衝突。

フランス側は同海域でホタテ貝を採取する英国船を追い払おうと火円筒を投げつけ、相互に船を衝突させる騒動になった。

今両国は同海域のホタテ貝漁労に期間的制限を設け種の保存を目指すが、合意に至っていない。

フランスは9月末までの夏季禁漁を主張。

英国は反対。

また、英国のEU離脱後の英国の沿岸海域でEUメンバー国との間の漁労協定が新しくなるが、現時点でその交渉の緒にもついていない。

英仏海峡の他、北大西洋海域ではイギリスとアイスランドがタラの漁業を巡り、数回の”タラ戦争”が起こり、両国の海軍まで出動した経験がある。

バイロン
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