プラステイック バッグ退治

世界の潮流が変わっている。

タイ政府は今月初頭､”大規模店”における買い物袋代わりのプラステイックバッグ等の”単一用途”のプラステイック使用を禁止した。
来年末迄に、全国から放逐する。

インドネシアは今年6月までに､首都ジャカルタのデパート、スーパーマーケット、市中公認市場における”単一用途”のプラステイックバッグの使用を禁止、放逐する。

先週は､終に世界最大のプラステイック消費国、中国が動き出した。

単一用途のプラステイックバッグは”主要都市”で本年末までに禁止、全国では2022年末までに禁止。

レストラン業は本年末までに単一用途のプラステイック製品（プラステイック　ストロー等）使用を廃止すること。

ホテル業で、無用なプラステイック製品の無料提供を禁じる。

バイロン

リビヤ 二日で原油輸出ゼロに

リビヤ内戦収拾にベルリンに関係国首脳が集まっている｡

メルケル　ドイツ宰相以下の仲介で、国連支援のリビヤ政府（GNA)と反乱軍代表ハフナーは相互に
5名の代表を指定、”数日中”にジュネーヴで両者和平交渉を開始すると合意。

しかし､昨日ハフナーは更に強権を発動し､既に彼の占領下にある国の南部、原油生産地帯から地中海に面する原油積み出し港までのパイプラインを全面閉鎖した。

GNAが辛うじて支配し､国営石油会社（National Oil Corporation、NOC）が操業している生産設備、パイプライン、積み出し港の能力はハフナー支配のパイプが使えず､リビヤ国としての原油輸出能力は更に40万BD分減少した。

一昨日、ハフナーが演じた積み出し港閉鎖で80万BDが失われた国の輸出能力だが、昨日のパイプライン閉鎖でリビヤ原油の輸出能力は先週までの120万BDから、一挙にほぼゼロの信じがたい状況に陥る。（NOCによると輸出能力は72、000BDに落ち込む｡事実上ゼロ）

バイロン