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鉄道網大拡張:好敵手ドイツの展開 [欧州]

昨年、ドイツの税収は伸びて予算上のプラスが史上最高となった。

政府は今年から10年間鉄道網の改善拡張計画に着手する。

政府とドイツ鉄道の両者は下記の具体策を発表:

・毎年、2000キロの路線改善、駅舎の近代化。
・毎年、2000カ所の信号機の改善、近代化。
・今年から10年間に2000の鉄道橋の保全改良。
・2030年に長距離旅客数を2億6000万人とする.(2018年実績は1億4800万人)
 昨年より長距離切符代金を消費税分値引きを実施。
・政府目標は2030年に輸送部門から、現在の温暖化ガス排出量を42%削減すること。
 その為 ヒト、モノの移動に長距離鉄道の利用を高める施策を採る。
・投資総額は860億ユーロ。(これまでドイツ鉄道の”近代化”は放置されて、この投資額では
 些少に過ぎるとの批判あり)

今回の計画は、180年の歴史を持つドイツ鉄道に初めての”近代化”集中施策。

バイロン
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弾劾決議上院へ [米国トランプ弾劾]

アメリカ連邦下院議会の大統領弾劾議決。

ようやく来週にも上院の”裁判”が始まる雲行きとなった。

上院の”裁判”は連邦最高裁判所首席判事ジョーン ロバーツが”出張裁判長”となり取り仕切る。

裁判の形式については上院の多数53名の共和党議員を束ねる、ケンタッキー州選出の大立て者、
ミッチ マコーネルが決定権を持つ。

下院の民主党との角逐は上院裁判の手続き。

マコーネルは弾劾は”政治闘争”で”法的手続きではない”とし、”被疑者”トランプ擁護に回ると宣言。

上院の”裁判”には証人喚問も証拠審査も要らず、短期間にトランプ”無罪”の判決を下して幕引きを狙う。(上院審議で100名の議員が陪審員となる。弾劾、大統領罷免には上院議員三分の二の有罪判断が必要。)

民主党はマコーネルの指導は大統領の犯罪隠蔽(カヴァー アップ)だと反抗。

証人、証拠の審査無しの上院審議は”裁判の態ををなさず”違憲だと猛反発中。

しかし、既に加熱している今年の大統領選挙選。

世論は、弾劾結論を早く出すよう求めている。

バイロン
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