西アフリカ フランス離れ:シーファー フランの消滅

今年から西アフリカの8カ国はかっての宗主国フランスにより保護されてきた地域貨幣CFA(シーファー　フラン）を､新貨幣,ECO(ｴｺ)に切り替える。

8カ国は、象牙海岸、セネガル、マリ、ブルキナ　ファッソ、ベニン、ニジェール、トゴー、ギニア　ビソ－。

新通貨エコはCFAと同様フランス　フランとリンクを続けフランス政府の保証がつく。.

変化は､先ず､これまで8カ国の外貨準備の半分をフランス中央銀行に預託の要があったが解消。

亦8カ国の中央銀行のボードにフランス人一人の座を与えて来たがこれも解約。

CFA　フランはフランス植民地時代の呼称、Colonies françaises d’Afrique(フランス　アフリカ植民地)の頭文字をつけた貨幣。

未だに8カ国がフランスの領地の如き印象が強くフランスとは種々の軋轢を生んでいた。

これらの国にはフランス企業が独占的に進出しており､今回の新通貨変更でも、新通貨に対するフランス政府保証、新通貨とフランとのリンクが継続され、フランス企業にとり何ら不安要素とはならない。

バイロン

バグダッド米大使館襲撃

昨日イラク　バグダッドの米大使館がイラン支配下の武装グループに襲われ､外壁を壊されて庭園に侵入を許した模様。

トランプは即時750名の兵を大使館保護に派遣すると発表。

現状の詳細は分からない。

(アルジャジーラ10時間前の報道）

バイロン

シンガポール 糖尿病との戦争

甘味飲料を閉め出す。

シンガポール政府は､肥満者と糖尿病患者が納税者に治療費の負担を押しつけ、おまけに働けず国民総生産に寄与しないと､世界で初の甘味飲料の全面禁止を考慮している。

これまで､甘味飲料広告の制限を行ったが全く効果が無い。

亦、製造者に税を課しても消費者に転嫁される。

政府は補助金を出してジムでの体操を奨励しているが､若者ばかりが無料の恩恵に浴し､運動が必要な中高年はジムに出てこない。

肥満者と糖尿病患者数は確実に増え続けている。

しかし、禁止は難事業だ。

巨大国際企業と角を突き合わす。裏社会の管理も難しい。

バイロン

脱炭素社会:2019年の英国

英国の給配電機構,National　Gridが発表した、

昨年英国は産業革命以来の記録を打ち立てた。

即ち；

昨年英国の発電原料は：
・風力、太陽光、原子力、水力が48．5％
・化石燃料が43％
・バイオマス、廃棄物が8．5％

となり、始めて非炭素系原料が化石燃油を上回った。

昨年はその分水嶺だった。

世界先進25カ国で最初の記録。

かって石炭に頼った発電から今や､ほぼ全面撤退(全国で稼働は僅か三カ所）。

英国は､2050年に向け"ゼロ　カーボン社会”を目指す。

バイロン