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ドイツ軍 イラクから一部撤退 [中東]

ドイツ政府は昨日、イラクに派遣している130名のドイツ兵のうちバグダッド近郊に駐屯の30名をヨルダン、クウェイトに再配置しイラク派遣兵を減員すると発表。

理由として、アメリカのイラン軍将軍暗殺で、派遣ドイツ兵の身辺危険度が増したこと、また、イラン政府が外国兵の国外退去を望んでいることを挙げた。

ドイツのイラクでの軍事協力はイラク兵士の教練、哨戒用飛行機、空中給油用のタンカー飛行機の提供。

これでドイツは撤兵反対のトランプの方針に逆らう事となりそう.だがトランプの方針が不鮮明で他の”友邦国”は混乱し様子見をしている。

バイロン
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豪州モリソン首相と火事 [アジア]

豪州で荒れ狂う山火事。

最大州のサウスウェイルス州だけで焼死者が数十人を超え5億匹の野生動物が焼け死んでいる。

これから豪州は真夏を迎える。

気温は上昇中で乾燥状態は悪化して、強風が吹きつのる。

首相モリソンはクリスマス休暇をハワイで過ごしていたが、国内で国難の火事なのに国を離れて休暇とは何ごとかと、強烈な非難の声が上がり、休暇を切り上げ帰国。

現地視察では、国民の罵声を浴びている。

彼の自由党は気象変動に否定的で、環境対策に腰を引く。

ハワイの休暇で、政治的生命にも傷がつきそう。

彼は消火活動に軍隊の出動を決定。

その上、今月予定された日本訪問も取り消した。

バイロン
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ヨーロッパとトランプの罠 [欧州]

ドイツDW紙の論評。(バーバラ ウイーゼル記者)

ヨーロッパはまたトランプの罠にはまった。

何時ものように、事前の連絡も無くトランプはイランの軍司令官を暗殺した。

これまで、トランプとは彼に僅かでも理性と道徳感が残ると期待して外交上の摺り合わせを試みたヨーロッパだが、全て裏切られている。

彼の感情的、一時の衝動による略脈無き決定を、彼を取り巻く権力に酔った”ネオコン”が担ぐ。

今回の暗殺の理由はと問えば、満足な返答は期待できない。

きっと”なぜなら我々は暗殺が出来るからだ”としか答えまい。

ヨーロッパの選択枝は他に無い。

トランプの罠に陥り無力化し分裂させられている。

力を頼み共同してトランプを抑えられない。

今や、イランに”生き延びてくれ”と懇願するしかない。

アメリカと武力で正面衝突すれば、イランが消滅する。

それだけは決して許してはならない。

イラン国家生存を確保するべくヨーロッパはあらゆる機会を捉えてイランに抑制を求めるしか無い。

バイロン
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アメリカ下院の決議:イラン対策 [米国トランプ弾劾]

クリスマス休暇から戻ったアメリカ議会。

下院の民主党代表、ペローシ下院議長は大統領の戦争権限を制限する下院議決(“war powers resolution” )を纏める。

トランプのイラン軍司令官暗殺により、アメリカはイランと事実上の戦争状態に入った。

斯様な”戦闘行為”はアメリカ議会の承認事項であり開戦権は議会にあり大統領には無いとする。

トランプの対イラン行動は議会の承認を欠き、30日以内に全てのイラン攻撃姿勢を撤回するよう決議を纏める。

トランプは得意のツイッターで”大統領の軍事決定は議会の承認を必要としない”と反撃。

ペローシ以下から、”開戦権は議会にあることは憲法の定め”でありトランプは”独裁者”では無い、と一斉攻撃を浴びている。

バイロン
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イラクの米軍 [中東]

アメリカ国防省も混乱中。
内部から秘密文書が漏れている。
イラク議会の決議である外国軍団の撤退要請。
秘密文書は米軍首脳の作文で米国軍のイラク撤退要請は、イラク国の主権行為であり尊重すべきだとある。

一方、トランプはおよそ国家元首にあるまじき言辞でイラクからの撤兵を拒絶。
これまでアメリカがイラクで費やした軍事費用を支払え、亦撤兵を求めるなら報復としてイラクが”経験したことの無い”制裁を与えると得意の恐喝を繰り返す。

米国兵5000名はIS掃討のために集まったイラク駐屯の国際軍団の中核をなす。

昨日、イラク臨時首相アーマデイは駐イラク米大使を呼びつけ、米兵撤退の具体的行動を採るよう要請した。

バイロン
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