ジャカルタ新年の洪水:感電死

18時間雨は降り続けていた。

それでも昨日、インドネシアの首都ジャカルタでは元旦の祝いの花火の打ち上げを楽しみに群衆が街に溢れていた。

ところが突然市内、近郊を走る河川が決壊。

市中は激流が走り､瞬時に場所により最悪4メートルの洪水に覆われた。

詳細被害は未詳だが、死者は数十人に及ぶ模様。

特に､電柱が倒れ水没した電線による"感電死"が伝えられ、政府は緊急処置としてジャカルタの電気供給を停止した。

雨は衰えず､7日まで続くと報じられる。

バイロン

400億個のIoT器具と電源

スマート器具、IoT器具は世界に既に400億個を超えた。

便利には違いない。しかし冷酷な問題がある。

これらの"賢い"器具も作動するには電気が要る。

電線に接続するか電池が要る。

電池は寿命がある。

アメリカのスタート　アップの関心は"脱電池”に向かう。

充電に電波を利用出来ないか。

既に実験が進んでいる。

ヲールマートは棚の値段表をIoTのスクリーンに切り替えている。

スクリーンで値段の変化も示せるし､プロモーションも即時に出来る。

スクリーンの電池の充電を､電波で行う。実験は良好。

バイロン

東地中海の大ガス田:レヴィアサン

イスラエル領海に発見されたガス田の規模は意外に大きい。

レヴイアサンガス田と近くのタマールガス田の埋蔵量は5000億立方メートルを超える。

一昨日の大晦日にレヴィアサンガス田はイスラエルまでのパイプラインで最初のガスを本国に送り出した。

イスラエルは元日から自国の天然ガスで発電するので電気料金を4％安くした。

亦、明日は、野心的な”東地中海パイプライン計画”にイスラエル、ギリシャ、キプロスの三国合意の調印式が行われる。

ガス田から海底パイプラインでギリシャ、更にイタリアまでガスを輸送販売する国際計画である。

当面パイプ建設費用に60億ユーロを予定し全欧州ガス需要の10％まで供給する。

問題はトルコ。

ガス田、海底パイプラインがトルコ領海を侵すとし”東地中海パイプライン”に絶対反対と宣言。

バイロン

グーグルと知的財産:国際税務

今年OECDはインターネット取引に関し国際課税標準の作成に向かう。

インターネット利用の電子取引は利益の発生点の捕獲が難しい。

グーグルは今年から､世界に分散してきた自社の知的財産管理を一本化しアメリカ本社に戻す。

特にアイルランドの低法人税を利してアイルランドに分立させていた知的財産所有会社を整理し、本社に合体させる。

知的財産に派生する利益は今後全てアメリカ税の対象となる。

総合的な税負担は軽減されるとする。

グローバリゼイションと情報革命による新規課税問題に直面し、企業の国際税務技術(節税技術）は飛躍的に強化されている。

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