台湾総統選挙:現職蔡英文再選ー反中国路線

本日の台湾総統(大統領)選挙。

民進党、現職の蔡英文女史が高雄市市長、国民党の韓国裛氏に圧勝。

一昨年の地方選で衰退が見えた民進党だが.その後、香港の民主化運動が台湾に飛び火して若者を投票に駆り立て、大勝利となった。

蔡英文は国家主権、自由主義を標榜し中国北京政府の一国二制度、即ち台湾は中国の一部だとする主張に真っ向から立ち向かい勝利に繋がった。

対抗馬の高雄市長は､中国と友好関係を強めて､中国の経済力を台湾経済発展の起爆剤として利用しようと主張していた。

戦後、中国本土で共産主義政権、中国人民共和国と戦い敗れた国民党の中華民国は台湾に逃れた。

以降､70年代、ニクソンーキッシンジャーの米国政策変更、日本田中内閣の北京政府との親善姿勢等で、国連が現北京政府の正式承認に動いた。

台湾の中華民国はこれに抗議し国連を脱退している。

以来､北京政府に遠慮し多くの国が台湾との関係を絶って来ている。

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北アイルランド議会再開

三年間閉鎖されてきた北アイルランドのストーモント議会。

最大与野党、民主同盟党（DUP)とシンフェイン党、およびその他の小党間で連立政府の結成が合意された。

第一大臣(首相）、議会議長、閣僚人事も順調に進行中の様子。

議会再開で民意を表明できる機会を得る北アイルアンド。

正常化への第一歩。

バイロン

イラン誤射を認める

先週イラン　カメネイ空港から離陸直後のウクライナ国際航空便が墜落した。

昨日イラン政府は､事故原因はイラン軍のミサイル誤射だったと公式に発表。

当時、イラクの米国軍へミサイル攻撃中で問題の民間機は離陸直後旋回したがその動きが米軍からの対応ミサイルと誤認され誤射に至ったと説明。

173名の犠牲者のうち、自国民イラン人が82名。

政府は陳謝し、防空体制の改善を約した。

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