SSブログ

コロナ風邪からの緊急避難 [アジア]

アメリカ、英国、韓国は政府主導で中国、コロナ風邪の震源地、武漢から自国民の救済に乗り出している。

各国に比し行動力が際立っている。

ナショナル フラッグの航空機、軍用機も動員し、医療班を乗せてロックダウンの武漢からの自国民脱出を助ける。

アメリカは武漢領事館員、家族の退去をつとに決定、更に同地居住の約1000名のアメリカ人、その他観光客の救出の手順につき中国政府と突き詰めた交渉を続けている。

近隣国でありながら、話題にならぬ日本。

行政、政治、マスメデイアの体質、体力が世界水準と離れてきたか。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

ロシアとトルコ:リビヤの守護神? [アフリカ]

外国干渉のお披露目場の如きリビヤの混乱。

どうやら解決の糸口が見えてきたか。

急に表面化したロシアとトルコの共同主導権の確立。

フランス、ルモンド紙が掲げる理由:

・アメリカ トランプ政権の無関心。
 アメリカの指導力の消滅でアメリカの口出しがない。

・EU諸国の歩調の乱れ。リビヤがアフリカから欧州へ向かう移民の集合地点。
 欧州各国は移民対応に足並みが揃わない。従い混迷収拾に一致した行動ができない。

・2011年独裁者カダフィを殺害し、トリポリに政府を作った国連以下国際社会は、その後新政府の支持
 (フォロー アップ)に欠け政府は弱体化している。

・石油利権を巡りリビヤ内に乱立の反政府軍閥勢力が予想より強い。

・トルコは地中海開発を巡りリビヤ政府支持に回り、正規軍を越境させている。

・昨年、トルコはロシアからS-400のミサイル防衛装置を購入。
 更に昨年、ロシアと黒海海底ガスパイプライン協定締結。
 トルコ国内需要満たし、 更に南欧州へ同パイプラインを通じてロシアガス供給する。
 両国間の軍事、経済協力が明確になった。

・リビヤ内戦の一時停戦仲介にロシア、トルコが協力する合意がなされている。

バイロン

nice!(0)  コメント(0) 

イタリアの鰯(サーデイーン)運動 [欧州]

イタリア政治に近年、彗星のように現れたポピュリスト政党、リーグ。

アメリカのトランプに似た手法(トウイッター利用も含め)で国民に亀裂を強いるサルビイニ党首。

ミラノを中心に裕福な階層を支持基盤とするリーグ党。

国粋主義、外国人排斥、反ユダヤ主義、ネオ ナチズムを主軸政策とし、言動は極めて”暴力的”。

本日の地方選挙に向けて先月から全国に反サルヴィニ運動が自然発生している。

都市の広場を埋め尽くす民衆運動。

箱詰めの鰯に似て、いつの間にやら”鰯(サーデイーン)運動”と名がついた。

先月初め、フォローレンスに3万人、ミラノで2万5千人、トリノで4万人、終に14日にはローマで10万人がサン ジョヴァンニ広場を”鰯”となって埋め尽くした。

反サルヴィニのモットーの他、未だ具体的運動目的は現れない。

彼らが掲げるプラカードには”団結”、”歓迎(外国人、移民歓迎)”、”人権尊重”、”知性尊重”、”非暴力”、”ファシズム反対”の文字が見える。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)